カウンセラー+デザイナーの森さんに聞いた「それってどういう気持ちで掛け持ちしてるんですか?」 | こてこてぽっかのみらいぶろぐ

カウンセラー+デザイナーの森さんに聞いた「それってどういう気持ちで掛け持ちしてるんですか?」

2022.02.04 / 就労就職, 自己理解

最近うちの会社では理念の見直しをしてるのですが、そこでカウンセラーとデザイナーを兼業してる森さんと話した時の記録です。

また今回も感動したので、ぶろぐにしました!

 

 

支援とデザインってなんで両立できるんだろう?

 

生きづらさを感じている人に対して、より良くなる方向に一緒に向かっていきたいという想いを持って支援をしている森さん

でも、広報誌やホームページ作りなどのデザイナーとしてのお仕事もやってる。

支援とデザインって全然違うように見えるけど、実際どうなんだろう?

一つの理念が支援とデザインに枝分かれしてるのか、自分の中に全く違う二軸の理念があって、別々に動いてるのか。

そんな疑問が浮かんだので、森さんに聞いてみました。

 

 

実際どんな感じで掛け持ちしてるんですか?

 

ここからは森さんの言葉を独断と偏見で解釈して引用します。

 

デザインの仕事は好きだし、支援の仕事は楽でないけど、自分の行動を見てたら、やっぱり支援の仕事がやりたいんだと思う。

だって、本当にデザインの仕事が好きだったら、前の仕事辞めてないだろうし、ここじゃないところでデザイン一本でやってるだろうし。

 

デザイナーって0から1を作る仕事を求められることが多い。でも私はそれが好きなわけじゃない。

絵を描くのも好きだけど、好きな人の絵を描くのが好きで、好きな人とかそういった題材がなかったら絵も描かないんだよね。

だから、どちらかというと「こういうのを作りたい」っていうのがある人とかの、材料があった上での、それを整理して形にするのが好き。

(宮崎が素材集を持って行って「ここのページみたいな感じにしてほしい!」って言ったらめっちゃ良い感じにしてくれますもんね!)

そうそう、だから、チラシとかサイト作りをしたい人の悩みをデザインというカタチでお助けする感じ。

たまたま私はデザインのスキルがあったから、それでカタチにしてるって感じ。

 

 

支援と一緒なんや…

 

聞いてて感動したのは、森さんの中では支援もデザインも一緒なんだなと思ったこと。

「こうなりたい!」と悩んでる人を、カウンセリングすることで、良い方向に向かってもらう支援と、

「こうなりたい!」と悩んでいる人を、デザインするということで、良い方向に向かってもらうデザイナーというお仕事。

 

支援やデザインっていうのはあくまで手段の一つに過ぎなくて、やってることは一緒なんやと。

ここに森さんの生き方があるなぁと聞いていて感動しました。

 

 

私結構安定が好きで…

 

森さんのお話を続けます。

私結構安定型なのよ。多分お金についても会社の中じゃ結構しっかりしてる方だと思う。

でも行動見てたら、一見安定してるデザインの仕事を辞めて、今こんな不安定な会社で仕事してるっていう(笑)

訓練施設って卒業してもらうの基本だから、会社としては不安定だもんね。(今は利用者さん少ないから超不安定!)

だからこんなに安定安定って言ってるけど、求めてるものは違うんだろうなって。

 

たしかに、安定1番なら、デザイン一本で大きい事務所に入るのが一番安定しそう。

多分、森さんの理念の中では、もっと大事なことがあるんだろう。

 

 

みんなが森さんみたいな社会を目指したい

 

私もそう。こうやって書くことも支援も、誰かの気付きに繋げたいって想いが分岐して仕事というカタチになってる。

こうやってみんな「自分はこう」っていうのがあれば良いなと思う。

「自分はこう」と決まってなくても「これかもな?」「こっちはどうかな?」と自分の生き方を探していけたら良いと思う。


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