働くためにアップデートしたら良い言葉 | こてこてぽっかのみらいぶろぐ

働くためにアップデートしたら良い言葉

2021.09.11 / 対人スキル, 自己理解

最近支援員さん(Wさん)と話すようになって、気付いたことをお裾分けします。

 

 

価値観のアップデート

 

高木さんがつぶやき100選でも書いてあったように「価値観のアップデート」が自分らしく生きるために必要になってくると思います。

具体的に何をアップデートしたら良いの?というのの一つをご紹介します。

 

 

「これくらいええやろ」のアップデート

 

題名にもあるとおり「これくらいええやろ」と思うことのアップデートが結構大事なんじゃないかなと最近気づきました。

 

多くの人は、幼稚園で家族とのやり取りを身に付け、小学校に進学します。

小学校でも家族とのやり取りの延長線で「これくらいええやろ」と思って友達や先生と接すると上手くいかないことが出てくる。そこで「これくらいじゃあかんのか!」とアップデートされる。

中学校に上がり「これくらいええやろ」と友達感覚で先輩と話すと上手くいかない。そこで敬語を使ったりすることを覚える。

高校・大学になってバイトを始めると「これくらいええやろ」と思って言わなかったことで大失敗して、報連相を覚える。

社会人になって「これくらいええやろ」とバイト感覚で働いていたら上司に怒られて、働き方を身に付ける。

上司になって「これくらいええやろ」と考えていたら、上司と部下の間で板挟みになり、仕事の質が上がっていく。

 

多分人間は、そうやってライフステージが進むにつれて「これくらいええやろ」と思っていたことが「これじゃあかんかったわ…」と反省することを通じて、「これくらいええやろ」と思うことのレベルがアップデートされていくんだと思います。

 

 

「これくらいええやろ」が止まっている人

 

多分今生きづらさを抱えている人は、もしかしたら「これくらいええやろ」がある時からアップデートされなくなっているのではないでしょうか?

 

例えば、親とのやり取りで「帰る時間くらい伝えなくてもええやろ」と思ったまま職場でもそれを適応すると必ず上手くいきません。戻り時間を伝えないまま出かけられたら、同僚はびっくりしてしまいます。

また友達との待ち合わせ感覚で「遅れてもええやろ」がアップデートされないままの人は、職場で遅刻することへの抵抗が低く、周りが困ってしまうでしょうね。

親に「話さなくても汲んでくれるやろ」と思ったままの人は、上司に話を上手く伝えられずイライラさせたり、イライラしてしまったりするかもしれません。

 

めちゃくちゃちょっとしたことの積み重ねですが、多分その「これくらいええやろ」の積み重ねで、何かと仕事が上手くいかなかったり、同僚上司をイライラさせてしまったり、というか自分が「これくらいええやろ!!!」とイライラしてしんどくなったりするんでしょうね。

 

 

「これくらいええやろ」を「次はこうしよう」に

 

上司や同僚から指摘・注意されるとイライラしてしまう人は「これくらいええやろ」が強く残ってる人なんだと思います。

言われることに一つずつ「それくらい別に良いじゃん」が付いて回ってるのではないでしょうか。

 

自分が社会に出て何か言われてイライラした時に「これくらいええやろって甘えてるな」「親と話す感覚でやり取りしちゃったかな」と考え直せたら、少しずつアップデートしていくんだと思いました。

そして「次はこうしてみよう」と決めることが「これくらいええやろ」を手放す行為そのものなんだと思います。

 

 

Wさんの「こうしたら良かった…」の多さ

 

Wさんと話していて、彼女は「こんくらいで良いかなぁって思ったら上手くいかなくて…◯◯したら良かった…」というエピソードが結構多いことに気づきました。

多分普段から「これくらいええやろ」「良くなかった涙」になり「次は◯◯しよう!」というサイクルが常に回っているんだと思います。

このサイクルが常に回っていることが、Wさんの仕事の質の高さに繋がっているんだろうなと思います。

生きづらい人は「これくらいええやろ」のアップデートを一緒にやっていきましょう!


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