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楽しみと家族-03
「したいことはするなと言われて、したくないことをしろと言われたやろ」って聞くと、驚いたように「なんで、わかるんですか」と言われることが多い。
「だってみんなそうやもん。でもな、意味が違うねん。
親は、君の命を守るためするなと言ったし、君の未来を良くするためにしろと言ったんやで」
これはわかりやすいつぶやきだなと私は思いました。
子供の頃ってわからないのですよね。
たとえば木登りしていたら親に止められる。
たとえば勉強したくないのに、勉強させられる。
ですがこれらは親から見ると、木登りは危ないから止めるし、勉強は将来どの道に進んでも必要になるのを親自身が痛感しているから「しろ」と言うのですね。
そこに親なりの愛情が入っているのです。
親になってみないとわからないことは多々あります。
ただ、子を愛さない親は少ないと思います。
今愛されていないと思うあなたもじっくりと考えてみてください。
子供のわがままと親のわがまま。
親は自分が経験したことから、有益な情報を子供に提供しているつもりなのです。
by 就労継続支援A型事業所 A