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嫌いな人から考える自己理解②(宮崎)

こんにちは!支援員の宮崎です。

8月2日の集合プログラムのおすそ分けの続きです。

嫌いな人のことを考えて、どうやって自己理解が深まるのか?という話が書けたら良いなと思います。

嫌いな人から分かる自分のこと5選です。

①自己否定していることが分かる

例えば、真似っこする人が嫌いな人は、実は自分も(自分の方が)人の真似をしているということがある。

そしてそんな自分が情けないな~とか、格好悪いな~と思っていたりする。

自分の受け入れがたい側面が、他者に投影されてることがありますね。

②自分が実は好きなことが分かる

例えば、パリピ(内輪でわいわい盛り上がる人)が嫌いな人は、多分自分がその輪にいたらめちゃくちゃ楽しんでいる人なんだと思う。

「その輪に入るのが好き、入れないなら嫌い」みたいなロジックになってしまっている。

③自分がしたいことが分かる

例えば、愚痴を言う人が嫌いな人は、自分がなかなか人に吐き出せないことがコンプレックスだったりする。

本当は自分がしたいことを易々とやっている人を見ると、羨ましい気持ちが嫌いという感情になっているのかも。

④自分“だけが”したいことが分かる

例えば、見下す人が嫌いな人は、実は自分も人を上下意識で見ちゃっていたりする。

自分はやっちゃうけど、他人にされると腹立つ案件。

「されて嫌なことは自分だけがしたいこと」という高木さんの公式がまるまんま当てはまる。

⑤期待が分かる

例えば、話が通じない人が嫌いな人は、「相手に話が通じてほしい」と思っている。

先に期待をしていて、叶わないから嫌いと感じている。

嫌いはチャンス

「嫌」という気持ちって、大人になったら消えがちですが、自分の課題が分かる良い機会になってくれます。

嫌いな人から自分を知って、生きやすい自分づくりを目指していけたら良いですよね。

自立センターえさか

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