「○○してほしいのに!」ストレスから脱却する方法
今日の集合プログラムで話題に出た「〇〇してほしいのに!!」という思いについてのお話です。
「〇〇してほしいのに!」という思いは、結構大きなストレス要因になってしまいますよね。そんな感情をどう捉えていくと上手くコントロールできるのかを書いてみました。
叶えてもらっても不満が残る理由
例えば「話聞いてほしいのに!!!」とイライラしている時のことを考えてみましょう。
この時、仮に相手が
「じゃぁ話聞くよ、5分で良い?」
「終わった?じゃぁまたね」
と対応されてしまったとしたら、少し拍子抜けしてしまう気がしませんか?
話聞いてほしい!と思っていて、それが叶ったはずなのに不満。
なぜせっかくしてほしいことを叶えてもらっても不満が残るのか。
それは話を聞いてもらうことで叶えたかったことが叶っていないからだと考えてみましょう。
話を聞いてもらうことは手段に過ぎなくて、達成したい目的はまた別にあるということです。
本当に叶えてほしいことは何?
「○○してほしいのにしてくれない!」とイライラするときは「それをしてもらってどうなりたいの?」「何のためにそれをしてもらいたいの?」と自分に問いかけてみましょう。
本当は話を聞いてほしいのではなく、
□大切にしてほしかったり
□慰めてほしかったり
□解決策を一緒に考えてほしかったり
話を聞くことで叶えたい別の何かが隠れているはずです。
本音が分かれば対処が分かる
自分が本当に叶えたかったことが何かわかると、対策の仕様がありますね。
「あぁ、自分って大切にしてもらいたかったんや」と分かっただけでちょっとすっきりしたり。
「話を聞いてほしい!」じゃなくて「大切にしてほしいねん!」と体当たりしてみたり。
「あれ、本当は夫じゃなくてお母さんに愛されたかったのかも…」と気付きになったり。
「そもそも大切って何?」と深掘りに進むのもありですね。
今回のように、手段ではなく目的に焦点を当てることで感情のコントロールが出来るようになっていくケースがあるので、皆さんも自分に当てはめて考えてみてください。