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カテゴリー:訓練の様子をご紹介

上司に自分だけキツく当たられる人の共通点

上司が自分にだけキツい。

同期の中で自分だけ怒られやすい気がする。

そういう不平等感に悩んでいる人が共通点が“体調不良で休むこと”なんです。

休むことは会社で最も嫌われる行為だ。

理由は大きく分けて2つある。

1つ目は休むことが強烈な「拒否」の意思表示になっているからだ。

会社は共通の達成したい目的や目標に向かって役割分担をして協力していく組織だ。

その中で休むという行為は、その役割分担や協力をしないという意思表示になる。

上司の前に自分が、先に上司を拒絶しているということだ。

そして近年は、体調不良などで欠席することを非難しにくい世の中になっている。

実際誰かが休むとその分を埋め合わせする必要があって、周りの人が負担や実害を被っているのは事実なのに、「迷惑だから体調を整えろ」とは言いにくく「大丈夫だった?お大事にね」と気遣わないといけない。

休むという行為は、他の人にそういった微量の嘘をつかせる行為にもなっているのだ。

協力体制を拒否されて、休んだ分の仕事を増やされた挙句、思ってもないことを言わされる。そりゃ休み明け目の前に来るだけで腹が立つわけだ。笑

でもそれを本音で怒れない。だからそれが機嫌に出たり、仕事のミスがあれば徹底的に糾弾されたりしてしまう。

これはもはや必然の産物だろう。

2つ目は休むという報告は、自分が上司より偉いということを表してしまうからだ。

そもそも「休む」という選択肢は、上司が部下に対して行使する命令の一つだ。

体調不良のメンバーに対して「今の君の状態なら使い物にならないから、しっかり体調を整えて明日は協力できるように準備してきなさい」というのが休みの本質だ。

それを勝手に部下の自分が判断をするという時点で「テメェの指示で動く気はない」という意思表示になってしまう。

だからどれだけ調子が悪くても這ってでも出勤した方が良い。もしかしたらそんな状態の自分にでも振りたい仕事があるかもしれないし、存在するだけで役割を果たせることも実際にある。

そういった理由から、休むという行為は学生気分で社会人になった私たちの想定をはるかに超える大きな意味を持っている。

休んで嫌われて働けなくなるより、会社でゲロ吐いて給料もらえた方が得だと思うので、みんな休まず出社するという選択を取れるようになったら良いと思う。

追記2023.10.12

この「会社でゲロ吐いて給料もらえた方が得」って表現に非常に否定的なコメントが多かったのですが、当時書いたものとして一旦残しておこうと思います!不快に感じる方がいたらごめんなさい!

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