上司のよく言う「普通の人は~」の意味
2021.06.28 / 自己理解
上司や友達からよく
「普通そんなことしないじゃん」「普通の人はそうならないよ」と言われてきて傷付いた方が少なくないと思います。
今日の集合プログラムで「普通」って何?というお話が出たので、今日はそのおすそ分けです。
「普通」は人の数だけある
「普通の人は~」「普通は~」という表現は、普通について定義されて話しているわけではないんだと思います。
普通なんて幻想で、みんな「自分が普通だ」と思い込んで話しているからです。
環境によって常識も当たり前も普通も変わってるんですから。
じゃぁ何をもって「普通は~」と言われるんでしょうか?
「目的違いだよ」というサイン
「普通の人は~でしょう」と言われるっていうのは、おそらく自分が目的違いになってることを指摘してくれているということです。
「普通の人は~」という文言を「目的・目標に向かうためには~」と置き換えたらしっくり来るはず。
「普通の人はそんなやり方しない」というのは「目的・目標に向かうためには、そのやり方は適していない」ということを言いたいんだと思います。
自分より上司の方が、長く生きて経験も豊富で、色んな人を見てきていると仮定すると、自分のやり方は上司の過去の統計上、目的目標から遠ざかりそう(もしくは遠ざかっている)ときに「普通はそうじゃない」という言葉を使うんでしょう。
上司の指摘って理不尽で一方的だと思っていましたが、そう考えると、めちゃくちゃ良いアドバイスをしてくれているってことですよね。
「普通の人はそんなことしないよ!」と言われたら「普通の人はどんな感じでやってるんですか!?」と聞いたら、仕事の最短ルートを教えてもらえるかもしれませんね笑