上司の指摘でしんどくなる人が持っている誤解の話
自分の仕事を上司から指摘されたら
次の日出社できないくらい落ち込む人
多分一定数いると思います
私もそうだったので(笑)
そういう人がなんで落ち込むのか?
を高木さんに聞いてみたので
それをまとめてみようと思います
なぜ些細な指摘で落ち込むのか?
些細な指摘で落ち込む理由は2つあります
①自分が100点だと思ってるから
まず自分が100点だと思っているから
これは傲慢だって意味とは少し違う
多分100点だと思っている人の多くは
仕事で150点出す勢いで頑張ってる
つまり
「100点出すためには150点出さなアカン」
と思っているし
それはつまり
「150点分もやってるんだから100点のはずだ」
という思いにもなっている
しかも怖いのが
多分自分が100点だ
と思う気持ちと同じかそれ以上に
提出するものは100点でなければならない
という思いも強い
だから
自分が100点だと思って出して
一つでも指摘されたら
「100点じゃなくなっちゃう!」
と落ちこんでしまう
②自分が0点だと思っているから
そもそも自分に価値はないから
何をしても0点だ
という思いがベースにあると
一つでも指摘されたら
減点されると考えちゃう
0点から減点されたらマイナスじゃん
マイナスなんて人じゃないじゃん
価値ないじゃん
と思い、余計に落ち込んでしまう
100点と0点が脳内戦争している
多分些細な指摘で落ち込みやすい人は
「自分は100点だ」という思いと
「自分は0点だ」という思いを
どっちも持っていて
毎日毎日脳内で戦っている
「こんなけやってるんだから100点であるべきだ」
「私なんて価値がないから0点だ…」
が葛藤して
何言われてもしんどい状態になっている
そういう人は
仕事をさぼりたいわけでもないし
むしろ一生懸命やりたい!
という思いが強い人の方が
こういうしんどさを持つんじゃないかなと思う
大きな勘違いの話
そんな人たちが持っている
大きな誤解がある
それは
仕事は自分1人やってるわけじゃないということ
全ての仕事は分業
そもそも
自分1人の作業分で採点しているのがおかしい(笑)
仕事はチームプレイで
100点に近づけるために
何点かずつみんなで分担している
だから大前提として
自分1人に任されているのは
大体30点~50点分だと思ったら良い
上司のチェックも必要な配点
上司に指摘されて減点された
という思いは
実はとても誤解で
真実は
上司にはチェックという役割で
加点する役割があるということ
上司の指摘は
減点じゃなくて
加点なんだよね
指摘とは上司の軸を足す行為
上司の指摘は
自分の点数を下げる行為じゃなくて
上司視点の軸を足す行為
指摘されて初めて仕事の奥行きが出る
私自身が楽になった
私も100点思考と0点思考
どっちもあってかなり苦しかったんですけど
「自分の仕事は45点分だ」
「高木さんが35点分指摘くれる」
って思えるようになってから
かなり気持ちが楽になりました
実際に
指摘されて泣いたり
落ちこんで仕事休むこともなくなった!
だからこの考え方
めちゃくちゃお勧めです。