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課題の分離をしてもイライラが消えないのはなぜ?
昨日の集合プログラムでは「課題の分離」をテーマに話しました!
課題の分離を学ぶと、利用者さんから「相手の課題だと思って切り分けてもイライラしちゃって…」という相談をよく耳にしていました。
課題に踏み込まれる時より、自分が他人の課題に踏み込んでしまう時の方が苦戦しているみたいですね。
今日はそんな時どうしたら良いのか?をみんなで話したのでおすそ分けしていきます。
■課題の分離をするのは何のため?
課題の分離とは「自分の課題と相手の課題を分離することで、自分が本当にすべきことを明確にする。」という考え方だと思います。
大事なのは分離することではなく、自分がやるべきことを明らかにしたうえで、実行するってことなんですね!
課題の分離は分けることではなく、自分の課題に取り組むことが大事なんです。
■相手の課題に介入してしまう時は…
「他人は鏡」というように、人に感じる特徴は自分の中ある特徴に過ぎないらしいんです。
だから相手の課題が見えたとしたら、それは同時に自分の課題でもあるということなんですよね。
相手の課題が見えて踏み込みたくなった時は、それは自分の中にある課題だと認識してみる。
そして相手に「○○した方が良いよ!」と言いたくなったら、それを自分が実践してみるというのが生きやすくなる方法ということでしょう。