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支援者宮崎が一年を振り返る

今回は宮崎による一方的な見方による振り返りをしていこうと思います。

支援の質に関して

全体的に支援の質をぐっと上げることを意識した一年でした。

集合プログラムに関して

1番大きかったのは、インプット型・受動的学習プログラムから、アウトプット型・能動的実践プログラムに変えたところが良かったなと思っています。

自分で言うのもなんですが、就労移行の方が営業に来てくれて、時間割を見せてくれたときに「えさかの方が実践的だな」と感じましたし、就労移行に通っていた見学者さんからも「就労移行より何倍も濃くて、利用者さんが主体的で驚いた」と言ってもらえたこともあり、本当にもう一度働ける自分になりたい人にはピッタリのプログラムを作れたなと思っています。

障がい者雇用に頼らない再就職を目指したい人に届いて欲しいなぁ…

面談に関して

高木さんが9月に大動脈解離で加療していた時から、一人で面談を行う機会が圧倒的に増えました。

正直今までは、自分主体で面談できる自信も根拠もなかったのですが、実際一人でやってみても大丈夫だったことに気づきました。

そしてもう一つ、気付いたことがあります。

利用者さんの相談内容=本当の悩みではない!ということです。

自分自身も高木さんに相談してみると、話していくうちに、本当は違うことで悩んでいるということがよくあるということに気付きました。

面談とは、利用者さんの悩みに対する答えを提示する場なのではなく、利用者さんの本当の悩みを一緒に見つける場なんだと気づけました。

広報について

SNS活動

広報活動は結果がすべて!という点から言うと、正直あまり結果を出せなかった一年かなぁと思います。(利用者につながってないから)

SNS活動という観点では、今年はTwitterの画像と作ったり、こまめに発信したりで、フォロワーしてくれる人が沢山増えました。去年の12月末には260人だったフォロワーが420人まで増えました。(一年間で160人くらい増えたのかな)

そういう意味では、利用者さんには繋がらなかったかもしれないですが、えさかの活動を広く知ってもらう活動はできたのかな。

ブログもコツコツ書けていたので、それも良かったかな。

反省点は、宮崎自身がふわっとしていた感じでした。地に足ついていないというか。一つ一つの広報活動の繋がりが薄いというか、ちょっともやもやしているところが言語化できないまま過ごしてしまったという反省ですね。

来年は広報活動と体系的に整理して、地に足ついた広報活動を進めていきたいです。

対外交流

広報活動の中でも圧倒的に増えたのが、社外の方とのつながりでした。

委託相談さんの「うぇるかむカフェ」で地域の施設の方や民生委員さんと会う機会がありました。

就労移行の方が営業に来るのを対応して、実際の就労移行の声を聞けたり。

1番記憶に新しいのが、西梅田こころとからだのクリニックさんに出前講座に行ったことですね。

新しくできたパンフレットを届けに行った時に、出前講座の話が出て、病院のリワークプログラムの一環として、12月6日にお話をしにいきました。

えさかの活動を知らない人にこんなに話を濃く聞いてもらえるのが初めてで、皆さんの感動したような、驚いたような顔が忘れられません。

この度の放火事件で亡くなられた西澤先生、患者さまやスタッフの方にご冥福をお祈りいたします。

西澤先生は「リワーク」「再就職をサポートしたい」という同じ想いを持っていただけに、宮崎はショックな気持ちをまだ引きずっています。

「先生の分まで」とかいう大袈裟なことは言わないですが、私たちは私たちで、えさかの活動を通して、もう一度働ける自分になりたい人へのサポートをしていきたいと思っています。

最後に

軽く振り返るつもりがとんでもない量になってしまいました…笑

えさかは明日が納会で、今年の開所は終わりです。そして今日は月間振り返り。

今年一年をさっぱりと脱ぎ捨て、来る年の準備をしておきましょう。

ということで、今年も一年、どうもありがとうございました!

自立センターえさか

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