支援員森(不登校HSP)&宮崎(うつ発達当事者)の1週間の過ごし方
今日利用者さんがメディカルチェックの時に、このtweetの話をしてくれました。
◇左図
ふつうの人は、やりたい事を削ってやるべき事をこなせる◇右図
発達特性のある人は、やりたい事を減らせない。
身の回りの事をする時間を削り、さらには睡眠時間も削ってしまう。
いや、それだけではない。ストレスの影響で「やりたい事」の時間も増やしちゃうのだ。https://t.co/P8RFMWx4k5 pic.twitter.com/Ya92BsHf2s— 発達障害ニュース見つけ隊 (@2030mirai) April 12, 2022
「普通の人は睡眠時間を削らないんだ!」ってことを驚いていたと同時に
「普通の人は時間のやりくりが上手だから、やるべきことを短い時間で済ませて、やりたいことを毎日綺麗に済ましてから寝れている!」と思っていたみたいでした。
その話を受けて、支援員宮崎と森の考えたことが非常にシンクロしていたので、備忘録がてらご紹介。
Contents
【追記】うちの支援員は当事者出身
ブログを読んでくれた方の中で「支援員=普通の人」と誤解されている方がちらほらいたので追記。
支援員森さんは中学校不登校で社会人になってから自律神経失調症で退職した経緯がある。完全なリワーク層。かつ本人はさらっとしているが、話を聞くとかなりきつめのHSP(笑)仕事場もパーテーションで仕切ってるし、食事面、対人面、生活面とかなり繊細。
支援員宮崎(筆者)は、バリバリの発達障がい。新卒でADHD診断を受け、コンサータ服用して就労していたがうつで退職。実家で引きこもりをしていた時期がある。大阪の医者には入院レベルのきつめの人格障害と診断されたが、なんとか自立センターえさかの利用者から支援員になった当事者。
だから今から書かれてることは「普通の人だから出来る」わけではなく、「当事者が試行錯誤して手に入れたライフハック」だと思って読んでいただけると有難い。
毎日やりたいことを済ましてるわけではない
やりたいことは沢山あるけど、毎日やりたいことを都度済ませているわけではない。
ご飯食べてる間とかに、推しの番組見たり、溜め撮りしたドラマ見たりはするけどね。
基本的にやりたいことは土日に入れているよ!
いかに土日を元気に過ごすかが大事。
やりたいことを土日に突っ込んでるから、土日のコンディションがめちゃくちゃ重要。
いかに平日の疲れを土日に残さないかが大事。
だから平日の疲れは平日に取る。
だから平日はしっかり寝る。
昨日は21時に寝たよ!と森さん。
昨日(水曜日)は疲れてたから、ここら辺でちゃんとリセットかけとかないともう木曜日だからね!笑
そう。えさかの支援員は21時に寝る。
下手したら、利用者さんより早く寝るし、もちろん利用者さんの鏡になるような健康生活を送っている。
平日は予定を入れない
勤務後に映画を見たり、友達と呑みに行ったり…
まぁこのご時世もあって、そういうことが減ったけど。
平日夜に遊ぶと、リズムが崩れて土日に皺寄せが来ちゃうから、予定は入れなくなった。
だから平日は本当に、風呂入って、食べて、寝る。
つまらないと思うかもしれないけど、結果としてこれが一番楽しいことを全力で楽しめる最適解ということに行き着いた。
家事をまとめない
せっかくの土日を活動的にするには、平日に小まめに家事をしておくのも大事。
土日にまとめると、それにエネルギー取られちゃうし、汚いのを見るとそれだけで疲れる。
まとめると30分かかる掃除も、こまめにやったら5分で済む。そうやって土日のエネルギーを好きなことに全振りするために平日を使う。
結果的に健康生活
平日は土日に疲れを溜めないようにしっかり寝る。
土日は楽しむために早く起きて活動する。
結果的に毎日早寝早起きが出来て、元気に過ごせているという不思議な状態が完成する笑
生活支援員だもんね。
生活支援員だし?元気になる方法を実践できてるって感じ。説得力あるよね。
こうやって1週間使うと、仕事も元気に取り組めるし、土日も好きなことに全振りできる。
生きづらさを抱えている人が理想とする生活なんじゃないかとすら思います。
(私自身がこういう生活を望んでいたから。)
そうなりたい!って思う人は、秘訣は支援員が知ってるので、ぜひ遊びに来てくれたら良いなと思います。