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JSNの理事さんに就労移行のことを聞いてみた~JSNの特徴と、えさかとの違い~

ついこの前、ある病院の相談員さんに挨拶に行ったところ

「JSNさんとえさかさんの違いってなんですか?」と聞かれて上手く答えられない出来事がありました。

…JSNさん、高木さんが開設当初に関わってたって聞いたことあるけど…

…就労移行だし、知らんし!

…よし、聞いてみよう!

ということで、管理者高木のコネクションをお借りして、JSNの理事さんと会える機会を頂きました。

今回はJSNさんの特徴や雰囲気を色々伺うことができたので

(質問責めにしてしまったので、ほとんど私の聞きたいだけという感じですが)

ブログに起こしてみようと思います。

ついでに、えさかとの違いも明確に分かったので、そこらへんも書いていけたらと思います!

大きいところだと聞いていたけど…

JSNさんは正式名称は「NPO法人 大阪精神障害者就労支援ネットワーク」というらしい。

大精診のお医者さんが作った就労移行事業所(とその他福祉事業などなどをやってる団体)です。

「JSNさんは大きいから…」と聞いていたのですが、

大企業感!ドン!というより、中小企業が一歩ずつ成長していった感じのイメージみたい。

そもそも

JSNの元事務局長さんが中小企業家同友会の会員さんで、高木さんともそこで出会ったっぽい。

同友会の会員さんと一社ずつ繋がっていって、実習企業もそうやって広げていったらしい。

とても手作り感。

JSNは大精診という大阪の精神科の協会のお医者さんが立ち上げたNPOなので、そういう意味では「バックが大きい」かもしれません。

でもそういったバックが大きいから声がデカいわけでも、事業が大きいわけでもなく、

一人ひとりの職員が一つずつ広げていった結果としての、あの規模感なんだろうと、理事さんと話していて感じました。

企業実習メインの就労移行

事業所内のトレーニングで何かを身に付けるわけではなく、

1か所3か月×平均5か所の実習で働くコツを掴んでいくといった支援スタイルらしい。

理事さんの「場を、環境を、提供する」という言葉がまさにそれを表しているなと。

支援員から、実習先企業から、サポートしてもらいながら働くうちに、働き方を身に付けていこうって感じなのかなと感じました。

実習先の企業さんとも仲良しだから「○○さんにこういう指導していただけますか?」みたいな施設と実習先の連携もしっかり。

また前理事長の田川さんに「就労そのものに、精神疾患の治療効果があるのではないか?」という考え方があるらしい。

企業実習自体でも、症状緩和に一定の効果があるからこそ、卒業して働くときには、落ち着いて安心して働けるんだろう。

どちらかというと、頭で理解出来なきゃ動けないタイプの人より、身体で覚えるのが得意な人に向いてそうな仕組みだと思います!

卒業後が手厚い

Webサイトにも書いてありますが、JSNは「働き続けること」というのに強い想い入れがあるそうです。

治療が進んで折角働き出したのに、半年ともたずに悪化して戻ってくる。

そんな経緯をふまえて、定着支援をしっかりやっているそう。

私が面白いなと思ったのが、卒業後の障がい者の支援もしっかりするのですが、企業教育に注力していること。

理事長挨拶に載っていた「精神障害者も支援があれば働ける」という訴えを、そういう形で体現している事業所なんだなと思います。

向いている人、向いてない人

発達障がい&二次障がいの診断をされて、手帳を持って障がい者として生きてきた経験のある宮崎が感じる向き不向き。

「サポートしてもらいたい」って思いが強い人は非常に向いてる。

病気と共に生きる人たちにとっては、医療と福祉がサポートしてくれるって、とても安心安全。

あとは働けなくなったのは環境要因が大きいと思ってる人も向いてると思う。

JSNさんは環境づくりが得意。障がい者が働けるようになる「環境を整える」事業が多いように感じる。

障がい者当人より、周辺に働きかける事業が多い&得意な印象。安心よね。

正統派の支援、手厚いサポートをしてもらいたいという人は、JSNが良いと思う。

私が感じる違和感(あくまで個人の話)

否定するわけじゃなくて、一個人としての意見。

そしてJSNよりえさかが向いてる人の話。

私は障がい者として生きたいわけじゃない

「精神障害者も支援があれば働ける」って、つまり精神疾患を持った人は、支援がないと働けないと思ってるってこと?

卒業後もサポートしてもらえないと、私って働けないの?

企業とも口裏合わせして、全部お膳立てしてもらわないと、働けない存在になっちゃったのかな。

一生障がい者として、障がい者雇用で、補助や支援を受け続けてじゃないと生きていけないのかな…

これはJSNさんに限らず、福祉施設や障がい者関連の何かを見るたびに感じることなんだけど。

一生サポートされて生きたいわけじゃない。

一生障がい者として生きたいわけじゃない。って思いが強い。

だから、どうしても、卒業先が障がい者雇用ってことに違和感を感じる。

対等じゃなくて、庇護の対象なんだと。仲間というより客なんだろうって感じ。

今まで普通に働いてきて、普通の人として生きてきて、たまたま働き出して辛くなっただけの人や、

福祉サービスに対して私と似たような違和感を持ってる人は、もしかしたらJSNよりえさかの方が向いてるかもしれない。

要領悪い人はえさか→JSNの流れが良いカモ

正直私の特性だと、所内訓練はほどほどに、企業実習メインでやっても上手くいかないタイプだと思う。

これはタイプの違いだと思うんだけど

私は教科書があって、一通りそれが頭に入った上で実践を繰り返してやっと覚えるタイプ。

多分実践しながら、自分で試行錯誤していったり、上司の指導や指摘から働く教科書を作れるタイプは良いんだよね。

私はそういった復元力が非常に弱いから「なんで?」「いつから?何が?」「さっきと言ってることが違う!」ってなっちゃう。

自分はなぜ働けなくなったか?何が足りなかったのか?をしっかり頭で把握できないと動けないから、

JSNさんの所内訓練の内容(ビジネスマナーとか、PCスキル)では私は働けるようにならないと感じた。

もうちょっと自分の解説、自分の教科書を作ってから実習に行きたい。

多分ASD特性が強い人がそんな感じなんだろうけど、

私みたいな人は、えさかで一旦そういう自己分析・自己理解・体系的な学びを経由してからJSNで場数を踏む方法が良いと思う。

下手したら、働いた経験が多い人は、えさかだけで働けちゃうかもしれないけど。

事業所の色ってあるね!

今回こうやってお話が聞けて良かったです。

めちゃくちゃ面白かったし、JSNさんは私が知ってる中で一番実績が伴う就労移行さんだと思う。

JSNさんは今でも試行錯誤しながら進化し続けてる事業所さんらしいので、定期的に進化したところを聞かせてもらいたいなと思いました。

この度はお時間いただきありがとうございました!

そんな気になるJSNのホームページはコチラ

自立センターえさか

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