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NHKさんに取材してもらった

西梅田こころとからだのクリニックの放火事件を受け、NHKの方から取材依頼がありました。

「事件から一か月が経とうとしていて、事件の報道も少なくなってきて…」

「この事件を風化させてはいけないという想いがあり、取材させていただこうと思いました」

という記者さんの想いに共感し、取材に協力することにしました。

朝?と夜?の2つの記事に取り上げていただきました!

朝は高木さんがちょこっと

夕方は施設の様子も

ムービー付きの記事です、ぜひ読んで、見てみてください!

取材を受けて感じたこと

普段私が関わる界隈は、そこそこ生きづらくて、そこそこ医学・心理学の用語を知っていて、医療や福祉の制度をそこそこ知っている人たちです。

ちょろっと喋るだけで、相手も私が言わんとしていることを理解してくれています(多分)。

でも記者さんをはじめとする、この界隈じゃない人たちは、全然知らないわけです。

西澤先生のやっている「リワークプログラム」と、えさかがやっている「リワークプログラム」の違いも知らない、就労移行とリワークの違いも知らない。

ただ「西梅田の事件でリワークプログラムという活動があることを知った人」なんですよね。

私はそこを気を付けなければいけないということを完全に忘れていました。

全然伝わらないのです!笑

記者さんの、なんだか要領を得ない顔。私がさっきした話をふまえて聞かれる質問からも、明らかに伝わっていないことがわかる。

凄く悔しかったです。

取材していただくということは、そういう「私たちの界隈のことを知らない人」に話を伝えることで「もっと知らない人・誤解している人」に伝えてもらうということなんですよね。

目の前の「私たちの活動を知りたい」と言って話を聞きに来てくれている人にすら、ろくに話ができてないのに、もっと知らない人に伝わるわけないやろ!と自分に突っ込んでしまいました。

たしかに私自身も、福祉なんて死ぬほど縁がない環境で生まれ育ちました。「福祉なんて、支援学級とかに通う重度の障がい者が利用する何か」と思っていました。

そういった人に届けたいと思って、日々twitterで発信したり、ブログや通信で書いているのですが、これじゃ伝わらないよな…と痛感です。

自分の使っている言葉や思考の自他境界の薄さを改めて知るきっかけになりました。

私はもう少し誰かに何かを伝えるときに「これ、全く知らない人から見たらどう見えるんだろう?」という視点が必要です。

ちょっと誤解があるので修正

そんな拙い言葉で取材に応じた高木さん&宮崎だったので、記者さんにも誤解を与えてしまいました。

一応修正が必要なところは修正しておこうかなと思います。

(お医者さんや薬剤師さんから怒られちゃうかもしれないので汗)

ということで、こちらの記事を添削していきます。笑

↓記事からの引用

>西澤さんは、高木さんの事業所の薬になるべく頼らずに復帰につなげようという方針に共感し、事業所が発行する会報を購読していたといいます。

薬になるべく頼らずに復帰につなげようという方針

うちの事業所にそういう方針があるわけではありません。

あくまで利用者さんが「服薬なしの生活に戻りたい」という想いがあれば、それを叶えるためにサポートするというニュアンスです。

西澤先生のWebサイトにも似たような記載があったので、近付けようとしてくれたのかもしれないのですが、我々が「薬に頼らない社会復帰を!」なんて言ったら、お医者さんに怒られちゃいます。無資格集団の私たちに、服薬の必要性を判断できる権利がないからです。

西澤先生は、現支援員の宮崎が服薬に頼らない社会復帰を遂げたことに興味を持ってくれたんだとは思います。(書籍を購読してくれたり、ブログや通信を毎回チェックしてくれていたので)

ただその絶妙なニュアンスの違いを伝えられるだけの宮崎の語彙力が足りませんでした。(反省)

「会報」を「購読」していたわけではない

会報…会に関する事を会員にしらせるために発行する文書や雑誌。

→会報ではなく、事業所通信を作っていました。

当事業所が「会」を作っていたり、会員制度を運営していることもありません。

購読…書籍・新聞・雑誌などを買って読むこと。

→事業所通信は販売していません!

通信は関係機関に毎月送付していたもので、当事業所のWebサイトやtwitterなどでも自由に読んでもらうことが出来ます。

うちは自立訓練事業所なので、営利活動はしないんですよね。

※ちなみに買ってくれていた書籍は、管理者高木が運営する別会社(総合システム研究所)で、自費印刷で作った小冊子です。(これは購入して読んでもらったので「購読」ですね)

Webサイトではそこらへん、曖昧ですもんね。すみません…

色んな記者さんから問い合わせが来て改めて思うこと

その後、NHKさんに扱ってもらったのをきっかけに(その前からちょこちょこ)色んな記者さんから、今回の事件についての問い合わせがポツポツ来ます。

「NHK見て…特に聞きたいことはないですけど、電話しましたっ」

「NHK見て…以前お話聞かせてもらったこともあり…(この新聞社からの問い合わせは3人目w)」

まるで上司に「電話して話聞いてこい」と言われたのかと思わんばかりの問い合わせでしたが(笑)

多いのは「西澤先生とどんな関係でしたか?」「写真とか持ってませんか?」という質問。

NHKの記者さんが言ってた「事件を風化させない」って言葉がとても頭に残ります。

記者さんは、自分が何を伝えることで風化を防げると思って取材しているのか。

西澤先生がどれだけ良い人だったかという話を書いたり、西澤先生の写真を全国ネットで載せることで、事件の風化が防げると思っているのかな。

そして同時に、西澤先生と一度でも関わった私が「事件を風化させない」ようにするには、何をするだろうか?と考えました。

私なら、リワークが当たり前の社会を作ることだと思います。

西澤先生も目指していた社会が、当たり前の社会になって、もはやメディアに取り上げられる必要もないくらい、生活に馴染む存在にすることなんだろうなと。

28歳、ひよっこ1人の力じゃ何も出来ないかもしれませんが、自分は自分らしく、想いを持って、これからも活動していきたいなと、今回の取材を受けて改めて感じました。

自立センターえさか

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