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社会人基礎力「柔軟性」~こだわりは心の年齢を止める話~
今日の自立訓練は社会人基礎力の「柔軟性」でした。
今日は柔軟性の意味とも思われる「頑固さ」について話をしていきました。
人の価値観は、勿論「生まれて来てから今までに経験したこと・言われたこと」からしか基づいていません。
人一人の経験・言われたことというのは、とても少なくて儚いものなのです。
(この世の全ての知識からしたら、計り知れないくらい少ないです(笑))
そのため、本来であれば価値観は日々新しいことを経験する度に、新しい人から刺激を受けるたびに、日々アップデートされていくはず。
それがアップデートされずに残ったのが、「こだわり」「頑固さ」かもしれないのです。
例えば4歳の頃に、嫌なことがあっても「泣く」ということで解決できたとします。
するとしばらく「泣く」ことで問題を解決するという「こだわり」が出来ます。
本当なら年を重ねるにつれ、「泣く」ことで解決しない問題と対峙し、「泣く」以外の選択肢を選べるようになるのが、アップデートです。
そのアップデートが出来ないと、大人になっても「泣く」ことに頑固になってしまう。
問題解決能力が4歳児のまま止まってしまっているという状態になるのです。
一概に全ての頑固さやこだわりに対して通ずる話ではないかもしれませんが、
今のように考えてみると「頑固さの正体」を見つけるヒントになるかもしれません。
皆さんも、時止まってないですか?