カテゴリー:訓練の様子をご紹介
「子から見た親子関係」
前回は「親から見た親子関係」でしたが、今回は「子から見た親子関係」といったテーマで訓練を行いました。
親は煩わしいものです。
「~しなさい!」
「~してはダメ!」
「~しなさい!」
と一挙手一投足に口出しをしてきます。
私たち子供はその言葉だけを受け取って「うるさいなぁ」と煙たく対応してきました。
でも、親は子供を心配しているもので、一番は「子供が笑顔で幸せに生きてほしい」という想いをもって接してくれているのです。
勿論行き過ぎて、支配や依存の矛先として子供と向き合ってしまうことがあるかもしれません。
でも、同じ人間として「言葉」ではなく「想い」を受け取って接することも一つの選択肢かもしれませんね。
親も完璧ではない。目的ではなく手段を伝えがちです。
「幸せに生きてほしいから、良い学校に進んで選択肢を増やしてほしい」を
「勉強しなさい!」と言ってしまうこともあります。
勿論
「良い学校に進学する→幸せに生きれる」も、
「良い学校に進学する→選択肢が増える」も、誤った考えかもしれません。
でも、親が持つ「子供の幸せを願う気持ち」は真理な気がします。
子供も甘えがち。本当はそう思ってくれているのを分かっているのに、無視してしまいがち。
親が子供を対等の人として見るのと同じく、子供も親を生身の人間であることを受け止めてあげれたら、親子の関係も色が変わってくるかもしれませんね。