社会人基礎力~人生は下りのエスカレーター!?~
こんにちは。
今日の自立訓練の公開講座は「社会人基礎力~前に踏み出す力~」でした。
自立センターえさかでは、3か月で1クールの講座を開講しており、今回の講座は全3回のうちの初回の講座でした。
今回はその中でも、利用者さんからの反響が大きかったお話を紹介していけたら良いなと思います。
人生は下りのエスカレーター!?
人生は止まっていると下っていく
人生は何もしていなくても時は過ぎていくという意味で、下りのエスカレーターに例えることが出来ます。
下りのエスカレーターになっていても、前向きに一歩ずつ歩いていれば、その場に留まることが出来る。
でも立ち止まったままだと、そのまま下っていくだけだから、歩いている人に比べると相対的に下がっていってしまう。
例えば、8歳の時に嫌なことが起きて、前に進むのを辞めてしまうと、心は8歳のまま止まってしまう。
20年経つと外見は28歳になるけど中身が8歳のままなので、他の28歳の人たちと比べても20歳遅れていることになってしまいますよね。
下っていくと何が悪いの?
人生は下りのエスカレーターだとして、前に歩くのを辞めて下って行って何か悪いことが起きるのか?と考える人もいるかもしれません。
恐らく、悪いことが起きるでしょう。
なぜかというと、誰しも本心は常に前に進みたい気持ちがあるんです。
だから前に進むのを止めて下りの方向に進んでしまうことは、本心と逆行しているってことになりますよね。
それはアクセルとブレーキを同時に踏んでいるということ。
どんな車でもそんなことしたら故障するのと同じで、人間も病気になります。
自分の行動はどっち向きか?
アクセルとブレーキは同時に踏むと壊れる。出来るだけアクセルを選び続けられたら良い。
だからこそ、自分の今していることはアクセルになってるか?ブレーキになっているか?客観的に観察出来たら良いですね。