カテゴリー:えさか体験記
あなたの不調はどこから?私は…
えさかの訓練をとおして気づけてよかったことがあります。
それは、早寝早起きの習慣を身につけても頭痛はなくならないということ。
誤解のないように説明させてもらいますと、私は決して「早寝早起きは無駄なんだ!」と言いたいわけではありません。
むしろ、生活習慣を整えたことで、私の頭痛には生活習慣の乱れの他にも原因があると気づけたというのが、私がえさかで得た重要な学びだと思っているのです。
もともと私は偏頭痛持ちで、えさかに通う前は生活もガタガタだったため当然のごとく頭痛が頻繁に起きていましたが、えさかの生活訓練によって早寝早起きの習慣がついてからもたまに頭痛が起こることがあり、最初は「気圧の問題かな?」「連日の暑さにやられたのかも」などの可能性を考えていました。
しかし、頭痛が起きたときの状況を詳しく振り返ってみると、頭痛の原因は天候よりも精神的なストレスによるものが大きいということがわかりました。
そして、私の場合は特に不安をひとりで抱えこんでしまっているときに起こると気づきました。
たとえば、自分の生活や日々の活動について、「このままでいいのかな?」と迷いや葛藤があるときや、心のしんどさを感じているのにそれに気づかないふりをしたり周囲には隠してしまっていたりするときなどに、あからさまに頭痛の回数が多くなります。
これに気づいてからは、頭痛が起きたときは真っ先に自分の本音に耳を傾けたり、早めに不安を周りの人に打ち明けたりすることを心がけるようになりました。
頭痛に限らず、体の不調が出たときは自分が解決すべき課題に直面しているサインだと思って心の点検をしてあげることが大事だなと感じています。