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カテゴリー:えさか体験記

雑談で相手が求めるもの

みなさんは雑談が苦にならないタイプですか?それとも苦手ですか?
私は人前で話すのが得意ではないのですが、中でも雑談のときに緊張してうまく話せなくなるのに困っていました。

私の場合は特に自分の趣味や好きなもの話をすることに強い抵抗がありました。私は小さい頃から流行りものにあまり興味が持てず、周りの人と趣味嗜好を共有できなかった経験が多かったこともあり、「せっかくいい雰囲気なのに自分の好きなものを正直に話して場が冷めるのが怖い」「嫌な顔をされたら辛いな」という想いがあったからです。
自分の本当の気持ちを隠しながら相手が喜びそうな答えや当たり障りのない話題を探すのに必死でうまく言葉が紡げず、常に神経を張りつめているので会話の度にどっと疲れてしまって、何気ないやりとりも自分にとっては苦しいものになっていました。
このことを訓練中に相談すると、支援員さんから以下のような答えが…

「きっと相手はあなたに“場を盛り上げてほしい“とは思っていない。“あなたのことを知りたい”から聞いているはずだよ。」

私はこれまで「相手を気持ちよくすること」「場を盛り上げること」を第一に考えていましたが、支援員さんの言葉によって私が会話の目的をずっと勘違いしていたことがわかったのです!

相手は私のことを知りたいのに私が本当の気持ちをごまかしていると知ったら、相手はショックを受けてしまうかもしれないということに初めて思い至りました。
たとえ話が広がらなくても、それはお互いの趣味がかぶらなかったというだけで、どちらが悪いということはないのです。そして相手が私のことを深く知った結果「この人とは合わないな」と距離を取られてしまっても、私にどうこうすることはできません。なぜなら距離をとるかどうか決めるのは相手自身だからです。
もちろん、逆に相手と趣味嗜好がマッチしていて意気投合するという嬉しい展開になることだってありえますよね。

「先のことはわからない。だからこそ、私は相手の想いをまっすぐ受け止めて自分の好きなものについて素直に話すことだけ考えればいい。それが相手に対する誠実な態度なんだ!」
支援員さんの答えを聞いてそう思えるようになりました。

自立センターえさか

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