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カテゴリー:社会人基礎力

チームをうまく動かす人は何をしているのか ―社会人基礎力の視点で職場のやり取りを分解してみた―

チームをまとめるようになってから、
急に働くのがしんどくなりました。

言われた通りやると、うまくいかない。
職場では、そんな場面が意外と多い気がします。

私は年次が上がり、後輩と一緒に働く立場になってから
チームで働くことが急にしんどくなりました。

そんな経緯があり、
他の人達はチームで働くときに
何をしているのかを
社会人基礎力の視点で分解してみました。

出社率をあげるようにという通達

たとえば、以前の職場でこんなことがありました。

コロナ禍でリモートワークが浸透してから2年ほど経った頃のことです。
2023年4月、感染対策としてのリモート要請はなくなっていましたが、
出社率はなかなか上がりませんでした。

そこで会社から

「出社率を上げるように」

という通達が出ました。

正直に言うと、もし私が管理職だったら

「そんなこと私に言わないで…」

と思ったと思います。

でも会社の方針なので、伝えるしかありません。

そして、そのまま伝えたらどうなるか。

たぶん部下から

「なんで急に?」

「在宅で回ってたのに?」

と反発が起きて、
チームでハレーションが起きていたと思います。

言われた通りやると、うまくいかない。

職場では、そんな場面が意外と多い気がします。

実際には、こういうやり取りがありました。

次長はこう言いました。

「在宅勤務で回ることが分かった今、出社する意義が見いだせなくて、
つい在宅勤務をしてしまうのは私も同じです。

一方で、出社の良いところも2年間で忘れてしまったところもあると思うので、
週3日出社を設定しました。」

会社の方針をそのまま伝えるのではなく、
自分の抵抗感も共有することで、
部下に寄り添った発信をしていました。

そこから課長は少し違う言い方をしました。

「週3日を目標にしましょう。
ただ、家庭の事情もあると思うので、まずは努力目標で。」

同じ方針でも、伝え方が少し違います。

社会人基礎力の視点で見ると・・・

これらの発言には

・発信力 自分の意見を分かりやすく伝える力
・傾聴力 相手の意見を丁寧に聴く力
・柔軟性 意見の違いや立場の違いを理解する力

が見えてきます。

次長の発信は、部下の気持ちに寄り添っていて
受け入れやすいものでした。

ただ会社の目標をそのまま伝えるだけだと、
反感を買いやすいですよね。

これは発信力のなせるものだと思いました。

課長は、次長の想いを傾聴し、
次長の話し方から、必達というより
「まずは試してみよう」という温度感を受け取ったのかもしれません。

そして柔軟性を発揮し、
部下にはそれぞれ事情や意見があり、
週3出社に抵抗がある人もいることを理解しました。

もし、私が上司たちの立場に置かれた場合、
会社の発信をそのまま受け止めて

「出社を増やすように」

とだけ伝えていたと思います。

それでは、チームの空気は悪くなりますよね。

最後に

社会人基礎力を学び、こうして出来事を分解して考えることで

・誰が
・どんな役割で
・何をしているのか

が見えるようになります。

そして同時に
自分には何が足りていなかったのか分かるようになります。

一人で仕事をするのは大丈夫だけれど、
チームで働くとなると急に気が重くなる。

30代になると、こういう悩みが急に増える気がします。

そんな方は、
えさかで社会人基礎力を一緒に見直してみませんか。

自立センターえさか

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