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「えさかで過ごした2年間 ー 自分のペースで“動けるようになる”まで」②

こんにちは。利用者出身支援員の今村です。
今回はえさかに通ってから、支援員になるまでの振り返りPart2です!

引き続き、参考になれば嬉しいです。

【第3段階】また面談からやり直す(2024年7月~12月)

体調が落ち着いてからは、再び週1~2回の面談を続けながらたまに集合PGに顔を出す生活に戻りました。

この時期は家の片付けや金銭管理など生活環境の改善に力を入れており、支援員さんにも大いに助けて頂きながら、全くできなかった家事を毎日出来るようになるまで成長しました。

【第4段階】3ヶ月通い切る(2025年1月~3月)

年が明けてからは、学びのプログラムに本格的に参加。
週3回、13時から3ヶ月通い切ることを目標とし、無事3ヶ月通い切ることが出来ました。

このプログラムでの学びは本当に大きく、生活や人間関係で困った時、自分で解決できる頻度が大幅に上昇し、生きづらさの改善に繋がりました。
また、体調を崩さず3ヶ月間通えたこと自体も大きな自信となりました。

【第5段階】実践への一歩と、また立ち止まる(2025年4月~8月)

春からは、実践プログラムに挑戦しました。
しかし、慣れない生活リズムと緊張、薬の副作用が重なって、2週間で体調を崩してしまいました。

そこからまた、面談と個別プログラム中心の生活に戻ります。
一見後退しているように見えるけれど、私にとっては大事な再調整の時間でした。

「失敗の先にしか成功はないんだよ」
高木さんの言葉を、今も忘れずにいます。

「失敗という結果」を出す。それも訓練の一部なんだと思います。挑戦した価値はそこにあります。
「できなくても終わりじゃない」「調整しながら続けていい」と学ぶ。そんな機会になりました。

【第6段階】自分の言葉で発信する(2025年9月~訓練卒業まで)

週1回の面談を続けながら、ブログやXで、えさかでの学びを発信する活動を行いました。
文章にすることで、自分の考えや学びを整理でき、えさかでの訓練が日常に生きる実感が得られました。

この発信活動を通して、「えさかで働きたい」という思いが自然と強くなりました。
そして卒業後、支援員として関わる道を選ぶことになりました。

この時期でようやく「自分が幸せに生きられるペース」を見つけられたように思います。

【まとめ】えさかで自分を取り戻す

週1回の面談から始まり、休みながらも少しずつ活動の幅を広げてきました。
生きづらさは減り、家は片付き、家事も問題なくこなせるようになりました。

本当の「自分」に出会い、「自分らしく」生きる。その意味をようやく学べたように思います。
思うように進まないことも沢山ありましたし、まだ課題もあります。それでも、ずっと助言を続けてくれた高木さんと支援員さんへの感謝の気持ちとともに、利用者としての2年間の振り返りを締めくくります。

これからは、利用者として学んだ経験を支援員として活かし、えさかでの学びと経験を発信していきたいと思います。
同じような悩みを抱える方が、支援につながるきっかけになれば嬉しいです。

おわりに

自立センターえさかでは、一人ひとりの状況に合わせて、その人が「自分の力で生活できるようになる」ためのサポートをしています。
興味を持ってくださった方は、ぜひ一度ご相談ください。

自立センターえさか

〒564-0051 大阪府吹田市豊津町18-37江坂ビジネスゾーン MAP

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