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カテゴリー:えさか体験記

私がB・J(ブラック・ジャック)になってみようと思った理由(ワケ)

こんにちは、利用者のやすこです。
好転実感第3弾として、考え方が好転前後で明らかに変わった『白髪染め』についてお話ししたいと思います。
去年の12月頃、当時の私は1ケ月毎に美容院で『白髪染め』することに疲れ、『グレイヘアを試してみたい』とネット検索をしてみると、夫や息子から『年寄りに見えるから』や、『友達に「おまえのお母さん、おばあちゃんみたい」と言われたから』と最初はグレイヘアに賛成してくれたのに、後から『白髪染め』して欲しいと言われ憤慨している女性の記事が出てきました。その記事を読み「私も夫に拒否されたらどうしよう」と「自分の身体なのに夫の意見を聞かなくちゃいけないの?」という『他人軸』と『自分軸』な考えの間で不安定になり、支援員さんに相談しました。
その相談で支援員さんに「相手が言ってもいないのに、『〇〇思うだろう』と考えるのは自分の思いを投影しているだけ」と言われ、『年寄り』に見られるのが嫌なのは、他ならぬ自分だと気付きました。
夫にもちゃんと『グレイヘア』にしても良いか、確認したところ「小学校ならその事が原因で娘がイジメられるかもしれないが、保育園ならまだ大丈夫なのではないか」という意見でした。
夫の意見も聞いた中、同じくネットで白髪対策として『金髪(脱色)』を試し、周囲からの評判も良く、自分も満足している記事を読み、私も先ずは「金髪からやってみよう」と年末に脱色をしました。やってみた結果、夫や娘(「髪の毛、黄色になったー」)からの評判も良く、何より自分が明るい髪色になって「若く見える」と感じ、少しだけ自己肯定感が上がった気がしました。
思えば、中学/高校生の時は『内申書』の為、短大生の時は『就職』の為、社会人になってからは『職場の雰囲気を崩さない』為と思って周囲から外れた髪色にすることはなく(『したい』という気持ちも湧かなかった)、ピンク色の髪にするのは80歳位になってからと考えていた私が、『金髪』になって、「80歳を待たずに『今』ならピンク色を試せる」と考え方が変わり、美容師さんに相談しながら3月にピンク色に染める事が出来ました。
今、7月の私は「素の自分の髪を見てみよう」と脱色するのを止め、生え変わるのを待っています。昔、白髪が一箇所に集まっていたらB・J(ブラック・ジャック)みたいに白黒の髪になれるのにと思っていたのですが、奇しくも今、私の白髪は前髪に集中しているようなのです。「金髪」を先に試しておいたおかげで、「白黒の髪」が気に入らなかったら、また金髪にすれば良いと上手くいかなかった時のプランも用意できました。
改めて、去年の12月からの自分の『白髪染め』に対しての行動と考え方を振り返ってみると『他人軸』で『自分の老化』を見て絶望していたのが、好転以降『自分軸』で『老化した私』を好きになれるよう、周囲にも相談しながら行動していることに気付きました。
「えさか」の学びPGの中で、『正しく』課題に向き合っていたら、その課題解決の為の『過程すら幸せ』(反対に間違っていたら『過程は苦痛』)というお話がありましたが、今回はこのお話を実践できたと思います。
今は、髪が生え変わるのを待ちつつ、他の生活行動も課題解決に向けて変えていけるよう(その過程すら楽しめるよう)「えさか」での訓練を続けていきます。

自立センターえさか

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