カテゴリー:高木の哲学
社会の最小単位は自分
社会って何?という疑問から、社会人基礎力の講座が始まる。
私は「社会の最小単位は自分」であり、常に社会の中心には、
自分が存在すると話す。
家族だって両親がいて、自分が生まれたと考えることもできれば、
自分がいて母がいて父がいると考えることもできる。
つまり社会とは、自分を中心にした広がりであり、
手が届く範囲を社会として広げていけばよいと思う。
いっぽう自分の中には、エゴグラムで言うCP(批判的親)や
NP(養育的親)、FC(自由な子)、AC(適応した子)、
A(大人)といった自我状態が共存する。
たとえば、CPが強いと他人に厳しくなり、関係がギクシャクする。
ACが強いと従順すぎ、主体性が薄れる。
内面がバラバラだと、社会もその混乱を映す。
Aを育て統合する必要がある。
この視点は、社会人基礎力の基礎ともつながる。
主体性は自分を理解して内面を整えることによって発揮できるとも言えるし、
自分を起点として社会を広げる意識を持つことで
自らの成長と社会の広がりが同時に達成できる。
家族から友人、そして職場への関係が広がり、
社会人として生きて働くことができるようになると考える。
理想の未来に向かって、一歩前に踏み出す力を発揮しよう。