一人で完璧を目指す必要はない
5月に実施した7階の集合プログラムで、利用者さんが書いてくれたブログをご紹介します。
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先月の7階集合プログラムでは、広報物を利用者の皆で制作しました。
そこで気づいたこと、学んだことを書いていきます。
私が前職にいた頃は、チームで仕事をしていくのが苦手でした。
何故なら、自分が分からないことを質問したり相談すると、仕事の進行が止まって、周りに迷惑を掛けるのではないかと思い込んでいたからです。
その結果、チームメンバー達と、私が考えている言葉の認識の違いなどのズレを抱えたまま仕事を進め、目的と違うものができてしまって、却って周りに迷惑をかけてしまうことがありました。
また、自分の思っていることが目的に適っているかを確認していないために、不安を引きずってしまい、そのまま仕事をしていてしんどくなったりしていました。
先月の集合プログラムをやっていく中でも、最初のうちは、自分の書いている文章が、果たして外部の方に伝わる文章なのかが不安に感じており、その不安の伝え方がよく分からなかったり、相談のタイミングが掴めないことがありました。
しかしえさかに通うようになって、相談する目的が、皆でより良い成果物を作るために、適切な報連相ができることだということを思い出したら、相談することへの心理的なハードルが下がりました。
なので、少しでも分からないことがあったら、他の利用者の方に聞いて、5分ほど手が止まったら、支援員の方や利用者の皆に相談することにしました。
また、支援員の方に困っている内容の整理を手伝ってもらったところ、「自分が相談することで何を解決したいかを伝えたら良い」ということが分かりました。
成果物を仕上げていく中で、自分の作った文章の内容が、外部の人に伝わるだろうかという不安もありましたが、支援員の方や、利用者の方に相談してアドバイスをもらうことができて、納得のいくものが出来上がりました。
今までは、自分の力だけで100点満点の成果物を作らなければならないという思いが強かったですが、集合プログラムを通して、皆で力を合わせて100点を目指せば良いんだなと思えるようになりました。
また、中間報告を入れることで、支援員の方から、より良く仕事を進めるためのアドバイスをもらうこともできると気づきました。