おじさんが若い姉ちゃんにキレるワケ
40代~50代の男性が20代の女性にキレる光景がたまにありますよね。
おじさん上司が若い女部下にぶち切れたり、おじさん客が若い女店員にぶち切れたり。
(えさかでも男性利用者が女性支援者を過度に嫌う光景は昔からあったそうです。)
なぜそんなに大人の男性が年下女性にキレるのか?を集合プログラムで解説してくれたのでおすそ分けします。
■3歳の頃の母親を投影している
答えから言うと、若い女性に母親を投影しているらしいです。
自分より年下の女性なのに母親を投影できるのか?というところですが、これはおじさんの今のお母さんではなく、彼らが3歳くらいの母親の姿。
20代前半で子どもを産むとすると、ちょうど30代手前の女性が記憶に残る1番若い母と重なるんでしょうね。
あの時の精一杯で困り果てて怒っているように見えた母の姿を鮮明に覚えていて、大人になった今、同じように困っている若い女性を見るとその記憶が蘇る。
そして蘇ると同時にその当時抑圧した恐怖や怒りが爆発してしまう。
それがおじさんが若い姉ちゃんにキレる正体です。
そもそも成熟した大人の男性が、未熟な女性に怒りや恐怖心を抱くって不思議なことですよね。逆ならともかく。
たまに「出来が悪いから教えなあかん」と怒鳴りつけている方もいらっしゃるようですが、本来未熟な人に伝えるなら丁寧にわかるように伝えたら済む話ですもんね。
でもそれが分からなくなっているということはつまり、感情や判断のコントロールが効かない状態になっているということなのです。
なぜそういう状態になってしまっているかというと、おじさん本人も子どもの頃の自分に戻ってしまっているからです。
大人の自分なら冷静になって状況把握をして…とできますが、あの時母親に嫌な思いをさせられた子どもが蘇って暴走してしまうんでしょう。
なので、これを読んでいる女性の方々は、男性が異常に怒り出した時はもしかしたらその怒りは自分に向けられているわけではないかもしれないので、その場でむやみに落ち込まず、今自分が怒られていることの妥当性を冷静に検証していてOKです。
これを読んでいる男性の方々は、女性に異常に腹が立つ時はもしかしたら幼い頃の母親を投影しているだけかもしれないので、過去に似たような感情を親に感じなかったか、今目の前にいる女性に本当に至らない点があるのか検証してみても良いかもしれません。