自立なんでも相談会~トラウマも今の自分には必要な映像記憶~
こんにちは!支援員の宮崎です
昨日は移転して初めての相談会でした。
まだ片付いておらずやや狭い会場ですが、3名の方が参加してくださり、支援者も考えさせられるような話が沢山聞けました。
今回は、参加者さんのお悩みの中から「トラウマ」について、書いていきたいと思います。
Contents
トラウマは高精度の映像記憶
何十年も前のことなのに、瞼の裏に鮮明に再現できるトラウマはとても厄介だと思います。
でもそもそもそんな何十年も前のことを映像記憶としてストック出来るってすごくないですか?
大抵の記憶は忘れちゃいますよね。
それだけ自分の脳みそは高精度の映像記憶をストックできる容量も能力もあるということをまず認めて感心しましょう。
その映像記憶は何のために大事に持っているの?
私は母から頭をグーで殴られたり、頭を手でかばったら鼻をアッパーで食らって鼻血が噴き出した記憶を今でも鮮明に覚えています。
じゃぁなんでそれ大事に持ってるの?と考えると、きっとこの先母と喧嘩した時に「幼稚園の頃お母さんから殴られたんだからね!」と言いたいから持っているんだろうね。と高木さんに言われたことが図星過ぎてぐうの音も出ない。
きっと多くの映像記憶は相手に復讐するために持っている場合があるんじゃないのかな?
トラウマは思い出しても良い
仮に嫌だった過去を映像記憶として持っているとして、それはしょうがないこと。
だって持っていられるくらいスペックの高い脳みそを持って生まれてきているんだから。
その映像記憶は、持ってるんだから、脳内再生しちゃうのも当然っちゃ当然。
ある意味、トラウマ(映像記憶)を思い出すのは自然現象。お腹が一杯になったら眠くなるのと同じ。
じゃぁ何が良くないって、思い出している自分を責めていることが、しんどくなる諸悪の根源だと思う。
トラウマを持っている自分を認める。
嫌なことが起きて、過去のことを思い出す自分を認める。
昔辛かった自分を認める。
トラウマ自体がしんどさの原因なのではなくて、自分を責めていることがしんどさの原因だと気付こう。
意味があってフラッシュバックしている
嫌なことを思い出したとしても、自分を責めずに「今思い出したことは、私の人生においてどんな意味があるんだろう?」と考えてみることが出来たらよいかもしれない。
人生には良いことしか起きない。と管理者高木はよく言います。
トラウマを嫌なことだと蓋をする前に、もしこれが明日の栄養になるとしたら?と考えてみることが、トラウマ脱出の一歩かもしれません。
次回相談会のお話
5月20日(水)13:00-15:00
家族関係の悩み、会社での悩み、恋人との悩み
どんな悩みでも大丈夫です。
(勿論、“高木さんに会いたくなった!”という方も大歓迎)
お気軽にご参加ください。
みんなの前で話すのがちょっと・・・という方は個別相談も開催しているので、お問合せください。
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