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カテゴリー:訓練の様子をご紹介

「お金を使うのが怖い」はどこから来るのか

こんにちは!
支援員の今村です。

今日は
「お金を使うのが怖い」「必要なものなのに決断できない」
そんな感覚に覚えのある方へ向けて書きます。

5か月前(利用者時代)に公開したブログ
『買い物に誰かと行きたいのは、お金への恐れがあるからだった』
あの時感じていた怖さと、今の自分がどう変わったのか。同じような悩みを持つ方のヒントになれば嬉しいです。

怖さの理由

上記のブログにあるように、
私は以前、お金を使うことに強い恐怖を感じていました。

必要な物でも
「本当に買っていいんだろうか?」
「えっ合計で〇円…?」
と、通販の確定ボタンを何日も押せずに、放置することしばしば…。

高木さんに相談したところ、1つの仮説に行き着きました。
それは、
「人の役に立てている実感がないから、怖さが出ているのではないか?」
という事です。

その仮説に気づいた瞬間、涙が出ました。
何かピンと来るものがあったんだろうと思います。(潜在的なものなので、頭で理解する前に涙がふっと出た感じでした)

即座に解決できることではないので、今できていることは保ったまま、実感に繋がる道を少しずつ探そうと決めました。

5ヶ月経って見えた、小さな変化と現在地

その日から約5ヶ月が経ちました。

家事は生活に支障が出ない程度にこなしつつ、えさかの支援員としても働き始めました。

5ヶ月前と比較して、お金を使う時の恐怖はかなり軽くなったと感じています。
生活必需品や食事をケチる事は無くなり、でも浪費しているわけでもなく。
今の経済状況とバランスの良い生活が出来ています。

しかし、まだ合計6000円を超える支出には抵抗感があります。
この金額が「役に立てている実感」と「まだ不十分」の境目なのでしょう…。

振り返ると、「人の役に立てている実感がないから怖い」という仮説は、おおむね正しかったようです。

「出来ている」のに苦しいのはなぜか

まず第1に、実際に人の役に立つ成果を出せていることが大切です。

でも、私はそれ以上に
「役に立てていると、”実感”できる自分」
が必要でした。

当時の私はブログに
「家事は出来るようになったとはいえ、それが夫の為になっていると実感出来ず、苦しい」
と書いています。

正直に言うと、家事の完成度だけで見れば、今より5ヶ月前の方が高かったと思います。
行動事実だけを比べれば、当時の方が”役に立っていた”とも言えるでしょう。
でも、当時の私は不安でずっと苦しかったんです。

この経験で気づいたのは、
「出来栄え」や「行動事実」と同じくらい、
「実感」が必要だという事でした。

「役に立てている」と受け取れる自分になるまで

ではどうやって「役に立てている実感」を得られるようになったのか?

振り返って大きかったと感じるのは、次の2つです。

・自分自身が役に立ってると認められるくらい、「心の余裕」が確保できたこと

・夫との関わり方を見直し、「対等」かつ「安心」できる存在として再定義したこと

どちらも、何か特別な出来事があったわけではありません。
1日1日、試行錯誤を積み重ね、少しずつ整えていった結果です。

周りの状況や環境が変わったというよりも、「受け取り方」や「自分の立ち位置」が内側で変わっていったという感覚です。

同じ行動をしていても、
心に余裕や安心がない状態では「足りない」「まだダメだ」と感じ、
ある状態では「これは確かに役に立っている」と受け取れる。
この差が、お金への恐怖の強さにも直結しているのだと思います。

まとめ: 「怖さ」を入口に、ズレを整える

必要なものすら買えず、通販の確定ボタンを前に立ち止まっていた頃を思うと、今はずいぶん楽になりました。

お金への怖さは、
「行動事実」と「役に立てているかどうか」の感覚のズレからきているものでした。

自分自身が「役に立っている」と受け取れるくらいの心の余裕が戻り、
人との関係を「依存と支配の関係」ではなく、
「対等で安心できる関係」として感じられるようになった時、お金に対する怖さも自然と薄れていきました。

自立センターえさかでは、日常の中の小さな引っかかりを手がかりに、自分の内側を整理していく時間を大切にしています。
まずは、見学会や自立なんでも相談会で話してみませんか?
「怖さの正体」を一緒に見つけるところから、始めていきましょう!

支援員今村でした(。・ω・)ノ

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