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背中が感じた変化

えさかに通い始めて数ヶ月が経った頃、ふと気づいた変化がありました。長年当たり前だった中途覚醒が、気づけばほとんど起きなくなっていたのです。そしてそれと同時に、もうひとつ大きな変化がありました。いつの間にか、仰向けで眠れるようになっていたことです。

それまでの私は、眠るときは必ずうつ伏せでした。幼少期に背中の手術をして以来、痛みがあるわけでもないのに、その姿勢でしか落ち着いて眠れなかったのです。仰向けになると妙に不安になり、結局うつ伏せに戻る。その繰り返しが何年も続いていました。

えさかに通い始めても、生活が劇的に変わった実感はありません。通所して、プログラムに参加して、帰宅する。しんどい日も、何もできない日もあります。「良くなった」と胸を張って言えるほどの変化は、正直まだ分かりません。

それでもある朝、目が覚めた瞬間に「あれ、仰向けで寝ていた」と気づきました。それが何日も続き、気がつけば中途覚醒も大きく減っていました。理由ははっきり分かりません。ただ、えさかに通う中で「説明してもらえる」「すぐに否定されない」時間が増え、無理に元気でいなくていい場所ができたことは確かです。

身体は、言葉より先に安心を感じ取っていたのかもしれません。今はまだ途中ですが、身体が示してくれたこの変化を静かに受け止めて、一歩ずつ進んでいきたいです。

自立センターえさか

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