ブログ

やめたいのは仕事ではなかった

卒業生のなです。私は、今の職場が客観的に見て自分に合っていると思っています。それなのに、親や他人から「向いてるね」と言われると、途端に胃が重くなったり、悲しみを感じます。その理由を高木の哲学BIOを通じてやっと自覚できたので、同じように“なんとなく辞めたい”を抱えている人に向けて書きます。

私は福祉施設で、障害のある方の生活支援を行っています。
家では、鬱状態になりやすい母と、発達特性の強い父と姉の間でずっと調整役をしてきました。家族全体の空気を敏感に読み、衝突しないように動き、母の愚痴を聞き続けてきました。

そのクセのまま大人になり、職場でも他人の機嫌を読むことが“自然にできる人”として振る舞っています。ミスに寛容で環境も悪くない。にもかかわらず、「向いてるよ」と言われると強烈にモヤっとするのです。

私の身体は「今の仕事を続ける=家族のために神経を酷使し続けること」と勘違いしていました。

家族のいざこざを調整してきた過去と、利用者さんと関わる現在が、身体の中で“同じ刺激”として重なっていた。だから、誰かに「続けたら?」と言われると、「またあのしんどいことをやれと言うのか」と反射的に身構えていました。しんどくなるのは当然でした。

ここに気づいてからは、高木の哲学BIOを使い、
• 自他境界線の引き直し
• 身体の緊張の解除
• 過去のパターンから離れる練習
を始めています。

その上で、ようやく“本当に仕事を続けたいのか”を心身で確かめられる段階にいけるのかなと考えています。

えさかは、ただの相談の場ではありません。
「なんとなく辛い」「よく分からないけど辞めたい」など曖昧な違和感の正体を一緒に解き明かし、自分をしんどくしている思考・生活方法を手放すための場です。

仕事が辛い、辞めたい気持ちがあるなら、一度話しに来てみませんか?
あなたが辞めたいのは、本当に“仕事”ですか?

自立センターえさか

〒564-0051 大阪府吹田市豊津町18-37江坂ビジネスゾーン MAP

TEL:06-6190-5413(平日9:00-18:00)