ブログ

カテゴリー:訓練の様子をご紹介

手段が目的化した状態になるとこうなる②

こんにちは、支援員の森田です。
手段が目的化した状態になるとこうなる①」を書かせていただきました。次は、本当の仕事のときに手段が目的化した状態でどうなるかをお伝えしたいと思います。

あるデータを新規のファイルにコピーするという仕事を前田さんからもらいました。
この時点で、「あるデータを新規ファイルにコピーする」という手段しか受け取れておらず、目的は何か聞き取れていませんでした。
結果、データにズレがあったり、ある数字がなかったりと、ミスが多く出てしまったのです。
ただ、手段を聞くのではなく、あるデータを新規ファイルにコピーする目的は何か?何に使うのか?をイメージすると同時に、前田さんに確認する必要がありました。
手段だけ受け取っても、本来の目的を聞いて理解しなければ、もらった仕事が正確にできているとは言えませんし、仕事の質が下がる一方です。
これに気づけたのは、実践プログラムの振り返りで前田さんが教えてくれたからです。
手段が目的化したらどうなってしまうのかがより深く理解できました。
こう考えると、今までの仕事をしてきた人や、学校の課題などをやってきた人で何かにつまずいているとしたら、手段が目的化してしまっている可能性があるかもしれません!
もし、自分もそうかもと思った方がいたら、えさかで一緒に訓練してみませんか?
一緒に課題を克服しましょ?!

自立センターえさか

〒564-0051 大阪府吹田市豊津町18-37江坂ビジネスゾーン MAP

TEL:06-6190-5413(平日9:00-18:00)