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自他境界が弱く、人に甘える過ぎると起こること
こんにちは、支援員の森田です。
7月8日の実践プログラムで気づいたことを皆さんにお裾分けしたいと思います!
プログラムの最初に、前田さんに相談することがありました。しかし、相談することが目的になってしまい、何を目的に相談したいのかをはっきりさせずに相談してしまいました。
前田さんからは「そのとき、合意形成はとった?」と言われました。そのとき、相談しようとは合意形成はとったのですが、何を相談するのかは合意形成はとっていませんでした。
今回の私の場合は、2つの原因があると考えました。
1つめは、自他境界が弱かったからです。前田さんに相談しようとなったとき、無意識に、私の考えは利用者さんも考えているだろうと考えました。それに気づいたのが、利用者さんが前田さんに何の目的で相談したかを伝えたときでした。「あれ?私と考えてたことと違うぞ?」と私は思い、そこでお互い考えていることが違うのだと気づきました。そして、これは自他境界が弱いせいかもと仮説が立てられたのです。
2つめは、相談する目的を忘れてしまっていたからです。忘れた理由は、利用者さんに頼り、大丈夫だろうと思っていたからです。目的を忘れていたなら、隠さずに利用者さんに確認をすれば良かったと今なら思います…。
こういった2つが絡み合ったことにより、相手任せになり、手段が目的化してしまったのだと思います。
相手に任せっきりになり、頼りすぎるのは、ここ最近の私の課題です。どうしたら解決できるのか仮説を立てつつ、高木さんに相談しながら解決していきたいと思います!