しんどいのに同じ選択をしようとしている人へ
こんにちは、支援員の森田です。
私は支援員になってから一度、訳がわからなくなってしまい、辞めるか実家に引きこもるかという選択をしようとしていました。ただその選択を選ばずにえさかに残った。私がなぜその選択がとれたかのお話しをします。
私は支援員になる前からだったのかもしれませんが、「先輩支援員とうまく話が通じない」という課題を感じていました。実際に支援員になってから、やり取りがしっかり出来るようになるために算数の勉強を始めましたが、思うようにいかず途中でやめてしまい、生活も乱れて、気付けば訳が分からない状態になっていました。
正直当時の私は「支援員になるという選択が間違っていたのだ」と思い、実家に戻ろうと考えていました。
しかし、同時に気づいたこともありました。
訳がわからなくなり爆発して辞めることや実家に引きこもる考えは、昔の選択と変わらないのではないか。
そこに気付いた私は、「同じ選択を繰り返しても、また同じようにしんどくなるんじゃないか」という気持ちと、「それでも実家に帰りたいという」衝動の間で、とても葛藤していました。
その葛藤は数ヶ月もかけて続き、「いつになったらこのしんどいことが終わるのだろうか」と考えていました。
「えさかをやめてしまえば、辛いことから逃げられるけど、きっと後悔するだろう」と考えて、何とか踏みとどまっていた時に、「また利用者から始めたらどうだろうか」と提案してもらいました。
そこから、利用者としてもう一度やり直すことにして、苦手だった算数もしっかりステップアップしていき、お話も今までより話が出来る実感も出てきて、また支援員に戻ることができました。
そうできるようになったのも、えさかの学びがきっかけです。
その学びとは、「今生きているのは、今までの自分の選択によって。けれど、今しんどいということは、自分の選択が間違っている可能性が高いということ。だから、そのしんどい選択をやめて、新しい選択を手に入れること」です。
今、しんどさを感じながら、過去と同じ選択をしようとしている方に、私の経験が届いてほしいと思っています。
一時的には楽になったように感じても、同じ選択を繰り返すことで、結局またしんどくなってしまう。その流れから断ち切って、新しい選択をしてみてほしいです。
えさかは、その新しい選択を練習できる場所だと思っています!