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服装を通して、自分らしさを取り戻していった話

こんにちは。利用者のまりです。今回は 「服装を通して、自分らしさを取り戻していった話」  です。

私は普段、古着のワンピースしか着ません。

何故ならファッションへの興味もなければ、センスもない、TPOも分からないし、お金もないし……などなどの理由から「安くてコーディネートを考えなくて良い、古着のワンピースで良いや!」という基準になっていき、ZOZOTOWNで売っている古着ワンピース(1000円)で適当に済ます、という生活を続けていました。

また同時に、極力ズボンを履きたくないから、という理由でワンピースを選んでいました。なぜなら私は高身長なので、ズボンを履くと「足が長いわね〜」と注目される事が多く、それが恥ずかしかったからです。

女性で高身長というだけでもコンプレックスなのに、それを助長させるズボンは極力履きたくない…

私も皆と同じ、普通の女の子として見てほしい…という気持ちから、ワンピースばかり着続けるようになりました。

そんな後ろ向きな理由で、服選びを続けていたのです。しかし、えさかの面談にて「そういった服装選びだからこそ、魂が抜けているのでは?」とアドバイスを受けました。

私は度々『魂が抜けている』と言われます。

魂が抜けているとは、過去の記憶がない・自分らしさがない…などの意味を指します。つまり、本当に自分が好きな服は?着て気分が良いと思う服は?……と服を通して自己理解を深めれば、魂を取り戻して、自分らしく生きられるのではないか?と教えていただきました。

ブログを書いている今も「コレだ!」と思う自分らしい服装は、まだ見つかっていません。しかし以前と変化した事もあります。それは、新品の服を買うようになった事・ズボンを履くようになった事です。

新品の服を買うようになって、初めて気付いた事があります。それは今まで着てた古着が、とてもボロボロで毛玉だらけだったという事です。そんな当たり前の事にも気付かず、私はこんなボロボロの服をずっと着ていたのか…と驚き、そして自分を蔑ろにしていたこれまでを後悔しました。

そして本当の自分らしさ(着心地や好み)を考えた時、誰かにどう見られるかより、自分がどうありたいかの方が大切なんじゃないか?と気付きました。そしてズボンを履くことへの躊躇いも無くなり、今では毎日の様にズボンを履いています。

服装ひとつ取っても、自分を大切にしなかった私はきっと仕事もプライベートも、魂が抜けたまま生きてきたのだと思います。いつか自分らしい「コレだ!」と思える服装が見つかった時は、自分らしさを出しながら職場で自然と輝ける自分になっている、と信じています。

自立センターえさか

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TEL:06-6190-5413(平日9:00-18:00)