令和6年度個別訓練計画支援におけるSIM評価結果の報告
こんにちは!支援員の宮崎です。今日は個別訓練計画支援におけるSIM評価結果の報告をします。
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令和6年度評価結果
結果は上記のようになりました。
SIMの集計をして気付いたこと
今年登録のあった利用者さんのSIMの計測をしていて気付いたのですが「毎日メディカルチェックシートを付けている人はSIM評価の改善率も高い」ということが分かりました。
メディカルチェックシートとは?
えさかでは「通所時記入シート」という名前で呼んでおり、睡眠・食事・排泄・整容・心身の体調を記録する欄と、24時間何をしているかを記載する時間軸を設けており、通所時には記入して支援員とお話する時間を設けています。通所頻度に関わらずすべての利用者さん全員に実施しているサービスです。
基本的には通所の頻度に関わらず毎日記録してもらいたいのですが、難しい人には通所した日のみ記録を書いてもらうようにしています。
用紙の紹介
こちらがサンプルになってます。支援員自ら1からフォーマットを作成し、利用者さんの声も聴きながら毎年リニューアルを繰り返しています。
通院時にも役立つ
1週間で1枚のシートになるように作っているので、通院時に先生に体調を伝える用紙として活用してもらったり、減薬するための根拠として本人が持っていけることもあり、医療的側面でも活躍している訓練内容でもあります。
毎日の記録を取ることが大事
今回SIMの集計を行って、通所頻度に関わらず、毎日分の記録を記入していた人について健康・生活面の改善が有意に見られました。
毎日の自分の体調や行動を紙に書いて可視化するということ自体に、体調改善の効果があるということなんでしょうね。レコーディングダイエットのような感じでしょうか。
令和7年度に向けて
利用者さんの健康・生活面の改善に向けて、引き続き訓練内容の改善改良を行っていきたいと思っています。6月には利用者さんへの訓練満足度調査もありますので、そこで利用者さんの生の声も反映していけたらと思います。
今年度も自立センターえさかをどうぞよろしくお願いします。