社会人基礎力「ストレスコントロール力」
こんにちは!支援員の宮崎です。今日はえさか通信4月号に書こうと思った「社会人基礎力」に関するお話が、気付いたら超大作になってしまったので、ブログとしてお届けしようと思います!
Contents
はじめに
学びプログラムでは経産省の提唱している働く基礎「社会人基礎力」を代表の高木とともに単元ごとに深堀する会を定期的に開催しています。今回は「規律性・ストレスコントロール力」を学んでいきました。
えさかでは、ストレスとは「思い通りにならないこと」と定義しています。どれだけ過酷な状況でも自分の思い通りであればストレスに感じないだろうし、どれだけ恵まれた環境でも自分の思い通りでなければそれはストレス要因になり得ると考えるからです。
よくあるストレス対処法として「別のことをして気を紛らわす」「忘れる」「リラックスする」などがありますが、これらは一時的にストレスから離れることはできますが、思い通りになっていない状況自体は変わっていないので、本質的にストレス対処が出来ていないと理解する必要があります。
えさかでは、まずは「ストレス源」にフォーカスする必要があること、そしてすべての状況を「思い通り」にしていくことが大事だと伝えています。…more
実は通信にはここまでしか載せられず(笑)導入にしかならなかったので、以下ご覧ください。
まずは「ストレス源」にフォーカスする必要があることを知ろう
よく多くの人は、仕事のストレスをプライベートで、家族のストレスを趣味で、などストレス発生源と別の場所でストレスを解消しようとしますが、基本的にそれでは根本的にストレスが解決しないことを知りましょう。
「彼氏が優しくない」という状況は、どれだけカラオケで発散したとしても変わりません。
ストレスは、思い通りにならない状況そのものに対して直接働きかけをすることでしか解消することが出来ないと知りましょう。
思いを変えるか、行動を変えるか
ではどのようにしてストレスを解消するかという話をします。
先述の通り、ストレスが「思い通りにならないこと」と定義したとすると、ストレス対処法は2つです。①思いを変えるか、②行動を変えるか。
思い通りにならない状況に対して、思いを変えることで思い通りの状況にする。もしくは、行動を変えることで思い通りの状況にする。この2通りで考えると、ストレスがとてもシンプルに美しく対処することが出来るのです。
思いを変える
このストレスは思いを変えることで対処した方が良いのか、行動を変えたら良いのかはケースバイケースですが、明らかに思いを変えた方が良いケースがいくつかあるので紹介します。
①不能な思いは手放そう
例えば「彼氏に優しくなってほしい」「親が自分の夢を応援してほしい」「黒歴史をなかったことにしたい」「大学受験をやり直したい」というような過去の事実や他人の言動をコントロールしたいという思いは、どれだけ行動を変えても叶わないので、手放す方向で考えていきましょう。
②未熟な思いは成長させよう
例えば「自分だけが良い思いをしたい」「満足いくまで構ってほしい」というような、言わば精神が成熟していないから発生する思いは、手放そうと思ってもなかなか手放せません。
決して精神全体が成熟していない訳ではなく、何か原因があって特定の状況になる時だけ幼い自我が残存していると考え、なぜそこで時が止まっているのか、どうすれば幼い自我が成長を再開するのかを考えることが解決策となります。
無理な合理化に注意
最後によくある思いの変え方の注意例をご紹介します。
多くの人が何か思い通りにならない状況に直面した時に、「社会ってそんなもんだから」「大人になったらそうしなきゃいけないから」という風に思いを変えて切り抜けようとします。
一見適切な思いの変え方に見えますが、このような思いの変え方をしている人の話を聞くと、多くが潜在的に納得しておらずストレスが解消されていないように見えます。
恐らく本当に納得していないまま、無理矢理納得させようとしているのだと思いますが、後々になってひょっとしたことで爆発する可能性があるので、自分がこのような形で無理矢理ストレスを抑圧していないか注意が必要です
行動を変える
思い通りにいかない状況に直面した時に、一番変えるのが簡単なことが「自分の行動」です。
例えば
・話すことが上手くできない→上達するまで練習する
・お金がなくて欲しいものが買えない→買えるだけ金を貯める
・上司に褒められたい→ノルマ目標を達成する
・結婚したい→周りに宣言して良い人を紹介してもらう
実はこのように考えていくと、ほとんどのストレスは自分の行動を変えることで叶うものばかりだと気付きます。
「行動を変えたくない」という思いを変える
とは言っても「そんなの出来たら苦労してないよ」と反論を唱えたくなる人もいるでしょう。たしかに、多くの人がこの「行動を変える」ということを中々できずに苦労しているのも事実です。
この場合は、裏に潜んでいる厄介な思いの方に問題があるケースがほとんどです。
上記の例で言うと
・「話すことが上手くできない」ではなく「相手に良い感じに話を振ってほしい」
・「お金がなくて欲しいものが買えない」ではなく「誰かに買い与えてもらいたい」
・「上司に褒められたい」ではなく「そのままの自分で良いよと言ってほしい」
・「結婚したい」ではなく「誰かに結婚したいと言ってもらいたい」
行動をうまく変えられない時は、多くが叶わない思いを持ってしまっていることが原因になっているんですよね。
誰かにやってほしい、コストをかけずに達成したい…というような思いは、不能なのか未熟なのか分かりませんが、行動を変える前に、その思いを変えることに先に取り組む必要があるのは明らかでしょう。
おわりに
このように、思いを変えるか行動を変えるかしていく中で、自分の本当の思いを言語化できたり、幼い自分を成長していくことを通じて、本当の意味でのストレスフリーな自分づくりが目指していけると思っています。
学びプログラムでは、支援員が他の利用者さんが実際に取り組んでいる自身のストレス解決の話なども具体的に話が出せるので、ブログを読んで興味を持たれた方は、ぜひ体験参加してもらえたら詳しい話が聞けますので、ぜひご検討ください。