卒業直前に行ったこと
おはようございます!支援員の宮崎です。
今日は卒業生のもりたさんが卒業前に行った「あること」について書いてくれました。
卒業直前に行ったこと
こんにちは、卒業生のもりたです。
卒業直前にあることを宮崎さんと一緒に行った話をします。
「あること」とは、個別支援計画づくりです。作成に至った理由は、万が一、卒業後の面談で何を目的に何を解決したいのか迷っても、個別支援計画を作成することで、ズレや迷いが減ると思ったからです。そして、私にとって、個別支援計画の方法は目的や目標を作りやすいからです。
通い続けたから慣れたという点もありますが、長期目標と短期目標を決めて、何をするか3つほど行動を決めるというところが分かりやすくて作りやすいです。だから、卒業後も自分なりに個別支援計画を作ろうと思ったのです。
現在では、作成した個別支援計画を基準に、面談で相談して解決してもらったり、日々の生活に落とし込められるよう励めています。
決して、卒業後に個別支援計画を作るのを勧めたいわけではありません。ただ、目的や目標を掲げる方法として、通っているときに作成した個別支援計画を、卒業後も自分なりに作るのも良いかもしれないと思った次第です。
もりたさんの姿を一つの目標にしてほしい!(解説:宮崎)
卒業直前のもりたさんから「卒業後の個別個別支援計画を一緒に作ってほしい」と言われたとき、驚きとともに嬉しさを感じたことをよく覚えています。
悩んでいるというわりに、話を聞いていくとしっかり計画を作ってきており(笑)、あっという間に個別支援計画が出来ました。私はホワイトボードに書き出しただけです。
もりたさんのように「えさかの考え方をしっかり実践して生きていきたい」「おなかの声を一番大事にして生きていきたい」という【人生のテーマ】がしっかり定まっていると、1か月後どうなりたいか、そのために何に取り組みたいか、そしたら3か月後どんな自分になっているか、自然と言葉に出来るようになります。
卒業後働き始めて2か月、一度も泣くことなく、仕事も皆勤で、生活の質も向上し、なんなら卒業前より明るく元気なもりたさんらしさが出てきている感じもあり、順調に働けているなぁ^^と私たちも安心できる生き方が出来ているもりたさん。
卒業を控え社会復帰を考え始めた利用者さんは、ぜひこのもりたさんの背中を一つの卒業の目安として見てもらえたら、安心安全な卒業が出来るのではないかなと思います!