こんにちは！支援員の宮崎です。
今日は利用者のKさんが休職期間中にえさかに通ってくれた経緯や通ってみて良かったことを書いてくれました。

えさかに通ったら心も身体も頭もスッキリした

リワークて？

自分が参加するきっかけになったのは
一年間休職し、いよいよ復職に向けた産業医面談でメンタル系の本を読んだり勉強はされましたか？と問われた時にしていませんと言った結果、復職はまだできませんリワークや図書館等の利用を勧めると通告されたからだ。
じゃあリワークて何？？となった自分は嫁さんと調べまくった。
どうやら精神的な不調で休職している労働者を対象に、職場復帰に向けた支援プログラムを行う所らしい。
またこれが大手の塾のような所から個別の塾みたいな所等様々な施設がある。
大手は流石で様々な用意されたプログラム、お昼ご飯も出ますよ的な感じ。しかし空手？ヨガ？何か違う。
自分の足りない所は批判的思考と論理的思考、鬱にならない考え方を身につける事。
SNSで調べまくったら「自立センターえさか」というところがヒットした。ホームページやblog、X（Twitter）をみると自分が求めていた内容で興味深々、早速見学会の申し込み！！
あたり！！だ。見学したその日に利用を決め市役所へGO。
通所し学びのプログラムを受けると凄く頭に入ってくる。これが面白い！！
社会人基礎力や自己理解、心理学、エゴグラム等の授業を学ぶ基本編と集団で話し合ったり、企画したり、ロープレをやるという応用編がある。
この応用編は社会に出てやっていける様に集団においての自分の役割や、できる事や逆に弱い部分への気づきを与えてくれるプログラムで、なかなか支援員さんも手厳しいww
自分はこの支援員さんがどの様に人と接して気づかせているかというやり取りが凄く勉強になった。
個別では片っ端から本を読んだ
最初にアドラーの本を読んでみた。
読み進めるあたって自分の今までの経験と照らし合わせながら読むとこれまたモヤがどんどんほぐれる。
自分にいい気づきを与えてくれる。
凄い！楽しい！えさかに来て毎日がそう思えるようになった。

何がどうなったって？

①仕事に対する考え方
上司や同僚に相談なんてしたいとも思わなかった→同じ目的目標に向かう仲間であって敵ではない。
②〜だからできない、こうなった
よく言われる原因論→〜だからこうする！こうなったからこうしよう！！
みたいな目的論にchange
③自分軸と他人軸と区別
→その事は誰が損するの！と考えるとわかりやすいかな！
④べき思考の使い方
→べきなんて人生においては、幸せになるべきが正しいよね！
後はどうするか、どう考えるか？
手段は自由！！
⑤自分第一でお客様や周りの人達に喜んでもらえる事ができてなかった。
→仕事ていうのは自分ができる事をして相手に感謝され、それに幸せを感じてさらにお金ももらえるという一石4鳥くらいという事を学んだ

他にも…

この様にえさかでどんどん吸収していく自分、漫画や恋愛ドラマ、小説を読んでいてもそれは他人軸、自分軸で生きてないからしんどいよねとか過去と他人は変えれない自分と未来は変えれるという主人公的な考えに気づくことができるようになった。
そうなったら色んな本やテレビ見ててもそんな考え方で見てしまうというオタクっぽい自分がいるww
通所するたびに自分の歪んだ思考に気付かされると同時に頭のモヤがほぐれていく。
自分は身体的に楽になっていたが、こんなにモヤがあったのかという驚き。
他人軸、自分軸の関係。課題の分離、
社会の中心は自分であるという考え方
睡眠が何よりも大事（意識するだけでだいぶ違う）と日々洗脳？レベルUPされていく。
とりあえず毎日しんどい、モヤってる人はえさかに行ってみ！！
整体行った後みたいに心も身体も頭もスッキリするからww

何才からでも変われる（解説：宮崎）

Kさんはえさかでは珍しいタイプの、大企業でバリバリ働いていたノリの良い50歳のお父さん。（えさかは20代～40代の女性が多い）「自分が病むなんて思ってもなかった」と話してくれるように、今まで順調に人生を歩んでいたようです。

そんな中うつ病を経験して、人生生き直しをすることになったKさん。

今まで自己啓発系の読み物など興味はあったもののこうやって学ぶ機会とは縁がなかったようで、毎日「面白い！」と話してくれたことが印象的でした。

社会人経験が長く人生経験も多い方は特に、今までの考え方を変えるのは難しいかもしれないなぁ…と思っていたのですが、Kさんが新しい考え方を柔軟に取り込み私生活までアップデートされていく姿を見てその考えは覆りました。

何歳からでも変わりたい人は変われる。新しい考え方も取り込めるし、今までと違う行動選択もしていける。それを教えてくれたのがKさんでした。

人生100年時代、Kさんもまだ人生折り返し地点です。今からの50年も紆余曲折あると思いますが、都度自分自身を振り返り新しく生まれ変わり続けて、人生をエンジョイしてほしいです。