3/27 買い物中毒をやめられた話
利用者のいわたです。今日は苦手・嫌い・不安についての学びのプログラムが開催されました。物に執着して苦しいという困りことがお題にあがったのでそのことについて書こうと思います。
【昨日の集合プログラム】
苦手で避けてしまうことは
基本的に練習不足かつ
具体的に何をどう練習して
どう積み上げていったら良いか
言語化できていない時に避けたくなる苦手なことの中でも
練習を厭わないものと
練習すらしたくないものの違いは
「苦手」の解像度の荒さなのではないか pic.twitter.com/xj1VrnKKML— 【えさかでリワーク】自立センターえさか スタッフ (@esaka_staff) March 28, 2024
えさかに通所し始めた頃の私は買い物中毒で物に執着しまくっていました。体はひとつしかないのに服や靴を月にいくつも買っていました。気に入ったものを買ったはずなのに買っても買っても満たされません。それどころか買う度に苦しくなっていました。試着もなしにオンラインで買っていたのでいざ服が届いて着てみたら着心地が悪かったりデザインが自分に合ってなかったり・・・
でも今、買い物中毒から抜け出せています。どうしてだろう?と考えてみたら、ひとつは金銭管理ができるようになってきたからです。働いていないのに服を買って、実物を見たら気に入らないし貯金を切り崩して買っていたのでお金を無駄遣いして苦しかったんです。毎月何にいくら使えるのか?を決めたら無駄遣いがほとんどなくなりました。
ふたつめはお気に入りの服が見つかって毎日着る服が決まったからです。生地やデザイン、着た時の感じが自分でしっくりくる服が見つかって上下とも同じ服を色違いで買ってローテーションで着ています。毎朝、何を着よう?と悩む時間もないし、服はあるのに服がないと思うことがなくなりました。自分が幸せだと思えて満足する形が決まったので買い物中毒から抜け出せました。
自分ひとりでするには難しい金銭管理のやり方も気に入った服を見つけられたのもえさかで支援員に相談してできるようになりました。えさかの自立訓練に通ってよかったと思うことは沢山ありますが、買い物中毒をやめられたこともよかったことのひとつです!