7階の集合プログラムのご紹介
こんにちは!支援員の宮崎です。
今日は普段6階にいる宮崎が、7階の集合プログラムに行く機会がありまして^^
改めて7階の訓練の様子をご紹介をしようかなと思いまして書いてみました^^
ちなみに集合プログラムの理念や6階の集合プログラムの話はこちらのブログで書いてあるので、ぜひそちらも読んでみてください。
今月の7階プログラム内容
7階の訓練室は火・水・木の午前枠(10-12時)で、就労に向けた実践編ということでプログラムを企画しています。
(ちなみに月・金は週間計画と週間振返をしています)
6階の集合プログラムのような日替わりで1回完結型のプログラムではなく、1か月で1つの課題が与えられて全員で取り組んでいくスタイルになります。
6階がインプットだとすると、7階がアウトプットって感じ。そして“1か月スパン”ってところに一層仕事っぽさを感じますよね!
より具体的に細かく支援する必要があるので定員6名に絞って、支援員2名体制で集合プログラムを提供しています。
雰囲気はこんな感じ↓
そして2023年10月は「全員でえさか通信を作ろう!」ということで、“全員でラフ画を作って森さんに提出する”というテーマでした。
7階支援員の森さんが上司という設定で、利用者さん全員で役割分担してスケジュール作りから制作まで遂行していきます。
主に裏面のぺらいちと、表面のQ&Aを作成したとのことで、提出されたラフをもとに森さんが作ってくれた制作物はこちら↓
7階集合プログラムの面白いところ
全員の利用者さんが6階での学びの集合プログラムを終えて7階での実践編ということで取り組んでくれているのですが、見事に全員が「仕事で起きたミスと同じことを再現してしまう」んです。
・なかなか自分の意見を言えない
・上司の言っていることが受け取れない
・分かっていないのに出来るフリして誤魔化す
・利己的になって他面的な視点が欠落してしまうなどなど…
知識ベースではこうすれば良かったと理解できてはいたとしても、いざやってみると同じような状況で同じような選択をしてしまいます。
それに気づいてようやく本番、といった感じでしょうか。なぜそうなったかをしっかり個別PGで振り返り、次はより良い選択ができるように準備をするというのが、おおむねの集合プログラムの方向性となっていきます。
完成することよりも自分の課題解決
そのため、えさかでは1か月で課されたテーマに対して無事締め切りを守り提出するというのももちろん大事な成果ですが、それ以上に「自分の課題を解決できたかどうか」を重視しています。
なので、たまに締め切りまでに完成せず、次の月は1か月かけて前月の反省会ということもあります(笑)
全員でえさか通信を作るのはあくまで手段であって、それさえ出来れば働ける自分になれるわけではありません。
その場を通じて、自分の誤った行動選択のクセを変えていく練習を繰り返していきます。
そうやって苦手な状況が来ても「こうすれば乗り越えられる!」といった成功体験を重ねていくことで、働く不安が小さくなっていくことを目指しています。
★★★
以上7階訓練室の紹介でした。
具体的な訓練の様子はブログで#7回訓練室のハッシュタグで投稿させてもらっているので、興味がある方はぜひ読んでみて下さい。
気になった方はいつでも見学に来れるので、気軽にお問い合わせください^^