意外とできてない?減点になる報連相の3つの特徴
人の服装って「いかにイケてるか?」より「いかに減点が少ないか?」の方が大事らしいですね。
これって仕事の評価も同じで「いかに良い意思疎通ができるか?」ではなく「いかに減点のない意思疎通ができるか?」が大事なんじゃないか?と最近思いまして。
1月の7階の集合プログラムはまさに仕事の意思疎通の最たるものと言える報連相を練習するプログラムだったのですが、そこで気付いた「意外と減点になるかもしれない報連相」を紹介します。
目的を伝えずに話し始める
「文字数の件なんですけど…」みたいに今から話すテーマだけを伝えてから話を始める方が多いのですが、意外と相手にとってはストレスがかかる切り出し方なんですよね。
実は相手が本当に知りたいのは、話す「テーマ」じゃなくて、話す「目的」だったりします。
何のために話しかけてくるのか。相談したいのか、報告したいのか、質問したいのか。
日本語は述語が最後に来るので、それを先に伝えないと「最後まで聞かないと要件が分からない話」になってしまい、聞き手にストレスをかけてしまうことになります。
「文字数の件で相談なのですが…」という感じで伝えてみると、聞き手も「今から相談が来るぞ、解決策を求めているのかな」と予測して聞くことができるので、円滑に意思疎通ができるでしょう。
話したい「テーマ」は伝えられている人が多いのですが、「目的」を伝えられている人は意外と少ないかも?
話し始めるときに、ぜひ意識してみましょう。
始めに点数を伝えずに話し始める
今回の集合プログラムの報連相シーンでダントツで多かったのがこれ。
話が終わったと思ったら「あともう一つあって…」
その一つが終わったら「他にも質問があって…」
「何個あるの?」と支援員森さんが突っ込んでしまうというシーンを何度も見ました。笑
具体的な内容に入る前に「質問が2つと報告が1つあります」という感じで、今から話したいことの全体像を伝えることって、結構大事だけど忘れてしまう人が多いのかもしれません。
全体像が分かっていたら、時と場合に応じて順番を変えたり時間配分を調整したりできるので、結果的にお互い効率的に報連相が出来ますね。
申し訳なさそうに喋る
これ意外と盲点かもしれませんが、クセになってる人も多いはず。
私も結構やってしまっていたのですが、聞き手側に回ると結構ストレスに感じます笑
「えっとぉ…○○についてあの…○○までにぃ、やってくれたりー…します…か?」
3秒で終わる話が10秒になっているケースが多いですね。
そして表情についても。申し訳ない顔は、やり過ぎると相手に対して謙譲しているという思いではなく、「お前のせいで私が怯えてるんだよ」という他責として伝わるので、気を付けましょう。
他にもあるかも?
どうでしたかね?ギクッとするものがあったりしましたか?
私もギクッとすることばかりだったので、親しき同僚とはいっても丁寧に意思疎通をはかっていきたいなと思いました!