仕事選びと職場選びは別!?
今日は先週の金曜日の集合プログラムで話題になった仕事選びと職場選びという観点書きたいのですが、全然まとまっていません。
ただ面白い話だったので、問題提起と思って読んでいただければと思います。
■就活の盲点
えさかで、仕事を選ぶときに大切なこととして、以下の二つを教えています。
☆誰に何を提供して喜んでもらいたいか決めよう
☆したいこと・できること・期待されることが重なることを選ぼう
実はこれにはちょっとした盲点があるんです。
例えば私が「精神・発達障がいの働けなくなった人を、もう一度働けるようにサポートしたい!」ということで支援スキル・広報スキル・営業スキルを携えて就労移行事業所で働こう!と決めて就活しても、大阪府内だけで300か所もあるんです。
上記2つの☆を言語化できただけでは、働きたい場所にピタリと出会えないんですよね。
この「誰に何を提供したいか」「したいこと・できること・期待されることの重なること」って問いは、実は仕事を決める問いで、職場を選ぶ問いではないらしい。
つまり就活には2段階あるということですね。仕事選びと、職場選び。
仕事を決めたら、次はどの職場で働きたいか?ということを決める必要があるってことなんですね。
■子どもの放課後活動選びと同じ
この機序は子どもの少年チーム選びと似ていると思います。
例えば野球、サッカー、バスケ、水泳、ボーイスカウト…などなど、色々な学校外活動があると思いますが、その中でまずやりたいことを選ぶ。ここが仕事選びと同じですよね。自分が何をしたいかという観点です。
そこで「野球をやりたい!」となったとすると、次にどの野球チームに入るか?ということを決める必要があります。
これがまさに職場選びということなのでしょう。
…どうやって選ぶんだろう??
■野球チームの選び方と職場の選び方
野球チームなら、家から近いチームを選ぶ人、優勝目指してメキメキ頑張るチームを選ぶ人、野球自体よりBBQやキャンプみたいな活動が盛んなところに魅力を感じる人…と選び方って色々ありますよね。
…職場も同じなのだろうか?
■長く続いた人の共通点
どこのデータかは分からないのですが、定年まで勤め上げた人に「なぜ仕事が続けられたのか?」を尋ねたら、業種問わずほとんどの人が「人間関係が良かった」と言うそうです。
…どんな選び方をしたら、人間関係が良い職場に出会えるんだろうか?
■何をするかより、誰と一緒に働きたいか?
過去に楽しかった共通の目標に向かって協力するコミュニティを思い浮かべて欲しいんですけど(バイトや部活みたいなね)、確かに楽しかったコミュニティって、目標に向かうこと自体も良いけど、その仲間と何かしてること自体が楽しかった感ありますよね。
吹奏楽部は楽しかったけど、演奏が充実していただけでなくて、部活の仲間で演奏会の準備してても合宿でトランプしてても楽しかった。
塾講師のバイトは先生していたこと自体も楽しかったけど、ドライブ旅行してても、卒業する先輩のアルバム作りしてても楽しかった記憶があります。
職場も、そのメンツの良さというのが結構重要ということなんでしょうか?
…それにしても「どんな人と一緒に働きたいか?」ってなかなか言語化しにくい…
全然まとまってないですが、仕事選びだけじゃいけないんだなぁと考えるきっかけになりました。
仕事選びと職場選び、皆さんはどう考えていますか?