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上手くいかない時にしんどくなる理由
昨日の集合プログラムはエゴグラムでした。
上手くいかない時って抑圧されてる子どもの頃の自分が暴走してるんじゃないか?という仮説の話。
元々生まれた時はFC(自由な子の自我)しかいなかったんですけど、成長するにつれて興味が広がって動ける範囲が増えて、ご両親はとても心配するんですよねきっと。
それで「そっちに行ってはいけません!」「そんなことしてはいけません!」「そんなこと考えてはいけません!」と咎められることが増える。
そんなことが繰り返されると、徐々にFCは瓶の中に入ってしまい、出て来れなくなってしまいます。
親がCP(厳しい親の自我)全開で「○○してはいけません!」と言ってくれたらまだ反発のしようもあると思うのですが、厄介なのはNP(養育的な親の自我)やAC(従順な子の自我)がFCに蓋をしようとするとき。
「あなたのためを思って伝えているのよ」「あなたが成長するためにはこれは選ばない方が良いの」とNPに優しく言われたら、FCもなかなか反発できません。
もしくは「これやったらママとパパが悲しむからやめておこうよ…」「周りに合わせておいたら浮かずに済むよ」とACがFCを宥めに入ると、もうFCが出る幕ないですよね。笑
そうやってCPやらNPやらACがFCを瓶に入れて蓋をする。
せっかく蓋をしてるんだから墓場まで出てこなければ良いんですけど、大抵上手くいかない時に反乱を起こそうとするんですよね。
「ほらみんなが私に蓋をしたから上手くいかないんじゃん!」
しんどい時に騒いでいるやつは大抵こいつです。