人間脳は意志を持たない!?
集合プログラム(火)input-process-output
今日の話はinput-process-outputのお話。
人間の言動を3つに分けて考えようという高木さん流の考え方なんだけど、今日はそのお話を書くわけではなく、そのお話を知ってる人に向けて+αの備忘録。
知らない人は『高木のつぶやき100選』を読んだら載ってるのでぜひご覧ください。
自分のoutputが誰かのinputに繋がる
自分が考えて発信した言葉が、誰かの耳に入り、それに反応してその人が何かを発する。それを自分が聞いてまた考えて…
という風に、自分の発信は誰かの受信になり、その輪は無限に広がっていく。
自分が悪いoutputをすると、相手はそれに反応してさらに悪いoutputを出すかもしれない。
だからもし自分が相手から都合の悪いoutputを受け取ったとすると、元を辿れば自分の素行の悪さに起因するかもしれない。
日頃から良いoutputになるよう心がけよう。
頭が冴えない原因
頭がぼーっとする、寝ても寝足りない感じがする、頭がパンパン、考えがまとまらないって人。
多分頭の中に解の出ていない問いが大量に溢れているんだと思う。
100点じゃなくて良いから、8割方確からしい答えを出して、未解決の箱を消化していこう。
逆にいうと、8割がたですら解が出ない場合は、その問いを自分が抱えていることが間違っている。
その課題は自分が解決する必要がない。
自分の人生に必要ない問いで頭をいっぱいにしてないで、本当に自分が解決しなきゃいけないことに頭を割こう。
それができないとすると、必要ない問いで頭をいっぱいにしておくメリットが相当でかいみたいだから、そこを見つけると良いだろう。
3つの思考がバラバラだとしても…
processの3匹、論理的思考・感情的思考・感覚的思考がバラバラな方向を向いていたりする。
一見どうしたら良いか訳わからなくなるけど、大事なのは結局は3匹とも自分が幸せに生きることしか考えていないということ。
たまたま見てる角度が違うだけ、使ってる言葉が違うだけ、選ぶ手段が違うだけ。
でも全員が同じことを言っているという前提に立つと気持ちが楽になったりする。
人間脳は主体的にならない
脳には3種類ある。爬虫類脳・哺乳類脳・人間脳。
1番古参で重宝すべきは爬虫類脳。
新卒のド新人で1番ミスが多いのは人間脳。
新人に経営を任したらあかんよ、古参の重鎮の思いを叶えるために新人を使おう!
という話をするのですが、
結構えさか界隈の人に多いのが新卒が1番声がでかくなっちゃってる人。
人間脳つまり論理的思考が強過ぎて、損得や打算で動いて失敗してしまう。
実は人間脳はGoogleと同じで、ただの検索機能にしか過ぎない。
聞いたら答えてくれるだけ。
どうやったらできると思う?と聞いたら「○○をしたら良いよ」と教えてくれる。
人間脳に想いがある訳では無い。
主体的に「○○したい!」「したくない!」と言うのは爬虫類脳・哺乳類脳だけ。
もし人間脳がブーブー言うことがあれば、それは親の亡霊。
本当の人間脳はブーブー言わない。
過去の親のコピーが自分を乗っ取って操ってるだけだから注意。
損得考えて○○は損だ!○○したら得しないぞ!と不安が大きくなる場合は、その声は本心じゃ無いから一旦置いておこう。
一旦置いておけない人は親に依存したい気持ちがまだまだ強いんだな自分…と思っておいたらちょっとは恥ずかしくなって自立するかもしれない。