集合プログラム~ソーシャルスキルの第一歩目ってなんだと思う?~
ソーシャルスキルトレーニングを考えた時に、一番最初にすることってなんだろう?と考えたんです。
そこで参照したのが『自律心を育む!生徒が変わる中学生のソーシャルスキル指導法』です。
高木さんはよく「中学卒業レベルになったら働ける」と言っています。
確かに、義務教育は中学生までなので、それ以降は社会に還元する側に回っても良いわけです。
1年生4月に実践すること
小学校を終え、中学生が一番初めに取り組むソーシャルスキルってなんだと思いますか?
これは「自己紹介」なんです。
自分が何者かを伝えることを、一番初めに学び、実践するそうです。
発達障がいや繊細さんなど、生きづらさを抱えている人は、結構苦手な人多いんじゃないでしょうか?
そういった方はまず自己紹介からやり直せば良いのかもしれないです。
「言わずとも分かっていてほしい」を卒業する
発達障がい・HSPなどの方は、自分が色々見えて気付くことが多いこともあって「それくらい察してよ!」と思ってしまうことが多く、ただ現実はそうはいかずにストレスを抱えてしまいますよね。
自己紹介を通じて、自分の世界をしっかり伝え、他人の世界を知ることで「言わずとも分かってほしい」という考え方から卒業することで、生きやすくなるかもしれません。
集合プログラムで実践した「自己紹介」
集合プログラムでは、一人ひとりが自己紹介するシチュエーションを想定して自己紹介シートを作りました。
意外と「この場では誰にどんな自分を紹介したら良いか?」を考えるって難しいです。
ついつい自分の主張を押し付ける形になってしまったり、知ったところで「だから何?」となってしまうこともあります。
相手と円滑な関係を築くために必要な情報ってなんだろう?ということを考えようという話をしました。
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ちなみに宮崎も自己紹介シートを書いてみました。
私は仕事上や考え方などの発信が多く、よく知ってもらってると思ったので、支援員としての私のことを知ってくれている人に、私のプライベートな時間ってこんな人間なんだよ!って知ってもらうために書いてみました♪
こんな感じで、対人交流の練習を毎日地道にやっている自立センターえさかでした。