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社会人基礎力講座〜柔軟性の定義から読み解く、チームで働くために必要な力〜

今日は社会人基礎力講座の「柔軟性」を学びました!

柔軟性の定義と行動例、そしてチームで働く力全体を見ると、色々考えることがあったので、それをお裾分けしようと思います。

柔軟性の定義と行動例

「柔軟性」という言葉だけ聞くと「臨機応変に対応する力」「囚われずに判断する力」みたいなイメージがありますよね。

実際に経産省の定義と行動例を見てみましょう。

定義:意見の違いや立場の違いを理解する力

行動例:自分のルールややり方に固執するのではなく、相手の意見や立場を尊重し理解する

これってつまり「理解する力」が柔軟性ってことですよね。

複数あるタスクの優先順位を判断する時の選択に必要な力!とかじゃないんですね。

相手を理解することが社会での「柔軟」なのだと、改めて知り、感動しました。

チームで働く力って言うけど

チームで働く力は6項目あって、一つずつ見ていくと面白いことに気づきました。

・発信力

・傾聴力

・柔軟性

・情況把握力

・規律性

・ストレスコントロール力

上の3つは「伝えて」「聞いて」「相手を理解する」ってことですよね。

これはもはやチームで働く前に必要な力みたいな感じがしますね。チームで働くスタートラインに乗る力?みたいな感じに見えます。

んで、「関係性を理解」して「規律を守り」、「ストレスに対処」したら、働ける。

6項目を真剣に見てみると、なんか肝心な実務として必要な力ってのが載っていないことに気づきますね。そこじゃないよってこと。

チームで働くために必要なのは、特別なスキルとか実務能力じゃなくて、誰かと協力するためのスタートラインに乗る力だよという経産省の人たちの想いが、よく理解できました。

仕事で大事なことはスキルじゃない。このマインドは自立訓練で職業準備性ピラミッドの土台の積み上げを謳うえさかと似たようなマインドがありますね。

来月は情況把握力です。また来月も楽しみです♪

自立センターえさか

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