集合プログラム「リベンジ・にぎやか商店街」~責任って何?~
おはようございます!今日は11月4日に行った集合プログラムの話をお伝えします。
4日は10月の集合プログラムで実施したにぎやか商店街というゲームをもう一度やってみることにしました!(前回の様子はこちらで書いています)
ゲームの中で起きたことと、そこから何をどう学べば良いのか?を書いていきます。
Contents
リベンジ・にぎやか商店街
前回行ったときの反省や、他の集合プログラムで学んだことを活かして、同じゲームに挑戦!
前回は時間を決めずにやっていったのですが、今回は30分でタイマーを付けて挑戦してみることに。
はじめに作戦会議&助っ人からの提案
今回は「どうやったら30分でできるか?」「どうやったらみんなが責任を持ってやり遂げられるか?」ということを考えてから、ゲームに移ることにしてみました。
そして参観していた管理者の高木さんから以下の2つの提案をもらいました!
★全員が一つずつのカードを理解した上で進めていくこと
★みんなで一つのホワイトボードを見ながら進めていくこと(各々がノートにメモしたら分からなくなるよ)
実際にやってみると…
結構時間かかって苦戦している様子でした。30分じゃ終わらず、皆さん悔しそうな様子…
ゲームしている様子で気になったことを何点か書いていきます。
①ホワイトボードがメモ書きになっていた
書記さんの書いていることにコメントもツッコミもせず、書記さんのメモ帳みたいな感じになってましたね。
②自分のノートに書き出している人が何人も…
ホワイトボードを使わずに、自分のメモを作って、そこから疑問を持ったり考えたりする人が何人かいましたね。
結果的に、各々が書いたホワイトボードやメモを頼りに話が進むことになり、答えまでまとまらなかった感じでしたね。
なんでこうなったのか、みなさんに理由を聞いていくと「自分が戦犯になりたくないから」「わからないと言うのが怖いから」「馬鹿にされたくないから」「なんか流されちゃう…」と、心の葛藤があったそうです。
結果的に「ゲームを責任もって達成する」という目的が薄れてしまい、ゲームが達成できないという現象が起きました。
目的意識が薄くなるってどういうこと?
よくえさかで言う「目的意識が薄くなる」というのはつまり、本来の目的が薄くなるのではなく自分の目的が強すぎる現象を指すということなんですね。
多分「このゲームが30分で終わらなかったら、100万円の罰金です」というリアル罰ゲームがあったら、「なんでそんな書き方するの?」「私まだ分かってないです」「ちょっと待ってください」など口を挟んだり、自分の意見を言ったりできるはず。
目的意識が(罰ゲームを逃れるためとはいえ)【ゲームを達成する>>自分が良く思われる】になるので、相手の一挙手一投足にも意識が向くようになるでしょう。
そうやって皆が皆の一挙手一投足を捌いていくことが、ゲームを責任もってやり遂げることにも繋がり、仕事に責任もって関われることに繋がり、それが主体者意識のある働き方になるのです。
なぜ自分の目的意識が勝ってしまうのか?
共通の目的を持てず、自分の目的が勝ってしまうと、どんなに良い想いで行動しても、全て裏目に出てしまいます。
なんで自分の目的意識が強すぎてしまうのか?原因を考えたら、不安や恐怖、劣等感、その他諸々…色々出てくると思います。
ただ、これを解決したい場合は目的論で考えた方が、早く解決に近づくと思う!!!!
「自分の目的を達成した先に、何を得たいと思っているのか?」を言語化してみることで、本当の自分の姿があり、そこにこそ自分の課題があるからです。
不安や恐怖があっても、強烈な劣等感を持っていても、仲間との共通の目的を上位に置いてうまく働ける人は沢山います。その人と自分が何が違うのか?という点に焦点を当ててみることが大事かもしれませんね。
次回の集合プログラムは…
次回は11月9日~11日で行う「グループワーク」の取り組みをご紹介します!
興味ある方は、いつでも見学できますので、気軽にお問い合わせください。