社会人基礎力講座「課題発見力」~課題発見と問題指摘は違う~
こんにちは!
今日は社会人基礎力講座「課題発見力」でした!
先月までは「前に踏み出す力」の中のお話しだったのですが、今月からは「考え抜く力」に入りました。
なので、そもそも考え抜く力って何?って部分も深く掘り下げていきました^^
今回は参加者さんの特に反応が良かったお話を抜粋して紹介していけたらと思います!
会社の課題発見をしてしまう??
会社で働いていて「あのやり方変だよ!」「あんな対応は良くない!」と疑問に思うことはないですか?
しかもそれを誰に言っても相手にされず、むしろ冷ややかな目で呆れられてしまうなんてことも、経験したことのある方が少なくないかと思います。
筆者の宮崎も「ここが違う」「この体制が違う」と会社の組織のダメなところが沢山見えて、誰に言っても聞いてもらえないということが多々ありました(笑)
一見会社の課題を発見しているように見えますが、本当にそうなんでしょうか?
立場によって○×は変わってくる
新入社員の私にとって目につく欠陥があるとすると、それは大きな課題なのかもしれません。
ですが実は、別の立場の人にとっては課題でもなんでもないことが多いんです。
だって現に今この体制で回ってるんだから。
たとえ課題だったとしてもきっとそこまで喫緊ではないんですよね。
(喫緊な課題なら既に誰かが取り組んでるはず)
つまり、新入社員という面で見ると×かもしれないけど、他の5面から見ると○なことが結構あったりするんです。
自分ひとりが「おかしい!」と思っているだけなのかもしれません。
なので、自分が「おかしい!」と思ったら、「他の立場の人ならどう考えるのかな?」「他の立場からしたらおかしくないとしたら何でだろう?」と考えてみることが大切です。
まずは自分のやるべきことをこなそう
「あのやり方は間違ってる!」と言っても誰も聞いてくれないのは、自分に問題があることがほとんどです。
大体自分の提案を誰も聞いてくれないのは「まず自分のやることをやれよ」と心の中で思われてるからかもしれない。
組織の体制にケチ付ける前に、自分の勤怠と健康管理をしっかりしろよ!ということです。
話を聞いてもらえない時は、自分にそれを期待されてない時だと思ったら良いかもしれません。
新入社員の私に、組織の体制についての課題整理なんて期待していない。毎日出勤して自分の仕事をミスなくやってくれる方が大事だと。
目に見えたことを指摘することは簡単だけど、まずは自分のやるべきことに時間をかけることに意識してみよう。
会社の課題はあなたの課題ではない
実は自分が自分らしく働くために越えるべき課題と、会社の課題はほとんど関係ないことが多いです。
会社の課題は、自分にとっては一つの「問題」であって、芸能人の不倫と同じレベルの話。
会社の課題発見は、単なる問題指摘に過ぎないのです。
何が問題で何が課題か見極めることが、生きやすさの近道になるかもしれませんね。
次回社会人基礎力は…
8月8日(土)10:00-12:00
次回は「計画力」です!
課題は見つけられたけど、上手く実行できない・・・という方は是非お申込み下さい^^
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