カテゴリー:通信のコラム
高木の命哲学について
高木の命哲学は、人の命を成果や結果として扱うのではなく、評価や達成度とは異なる次元で、命そのものを流れとして捉え
る考え方です。命は固定された状態ではなく、日々かたちを変えながら続いていくものとして見つめます。
できたかどうか、周囲と比べてどうかよりも、今この瞬間も命の流れが続いていることを大切にします。続いているという事
実そのものが、命が働いている証として受け取られます。
うまく進んでいると感じる日も、思うように進んでいないと感じる日も、どちらも命の動きの中にある時間として受け取りま
す。調子の違いは、命のリズムが変化している表れとして位置づけます。考えることや迷うこと、立ち止まることも、命が次
の動きを探し、方向を整えていく自然な過程として捉えます。
頑張りが静かになる日や、気力がゆっくりになる時間があっても、それは命が調整を行っている状態として扱います。
今の自分の状態をそのまま受け取りながら、命がどのくらいの速さで動いているかを、落ち着いて確かめていきます。命は使
い切る対象ではなく、毎日の生活の中で、行き来しながらめぐり続けていくものです。その流れを信頼し、急がず、滞らせず、
今の自分に合った歩幅を選び続けるところから、高木の命哲学は自然に始まります。