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第75回座談会

  • 日時:2016.04.14(木)18:30~20:30
    『物流とは?~「思い」を運ぶ仕事~』
  • 江坂が好き!な経営者のための、第75回座談会を開催します。

    テーマは『物流とは?~「思い」を運ぶ仕事~』

    問題提起者は株式会社千里カーゴサービス 代表取締役社長 固本 秀徳 さんです。

    これまでに、沢山の荷物を運んできた株式会社千里カーゴサービスさん。

    沢山の思いが詰まった荷物を運び、その数だけ生産者と消費者をつないできました。

    代表取締役の固本 秀徳さんは安心、安全、確実を第一に考え、「思い」を大切に荷物を届けています。

    また、誰もが楽しく働くことのできるように、障がい者雇用にも力を入れ、社員一丸となって頑張り、東京に支店を出し、関東へと事業進出をしています。

    固本さんには自己紹介のあと、今までの経験をお話しいただき、物流業界の現状と今後の方針を参加者へ伝えていただきます。

    固本さんのお話を聞きたい方、直接話をしてみたい方、物流を知りたい方などご参加お待ちしております。

    報告

    開催にあたり座長の高木から、今年度のテーマは「社員教育について考えていきたい」と挨拶がありました。
    今回問題提起者は「信頼できる人を育て幹部として置き、全国に支店を持ちたい」と考えている株式会社千里カーゴサービス 代表取締役 固本さんです。
    固本さんは、父の会社を引き継いだ後に、会社を大きくしたいと考えるも社員との間で、同じ目的目標を持つにはどうしたらいいのか悩みました。
    同友会入会後、経営指針を立てて、物流のあり方や社員との関わり方について考えを深められたそうです。
    経営指針を立てて変わったことは、「物流はただ単に荷物を運ぶのではなく、送る側から受け取る側へ思いを運ぶ仕事である」という考えるようになったことや、自分一人で資金繰り表を管理するのではなく、社員に見せ経営状況を皆で考えられるようにしたこと。社長が全体を管理する時間を減らし、それぞれの作業場に幹部を置き、サポートへ回れる状態にしたことです。
    仕事は自分一人でなら上手くいくと考えていた過去を改め、社員を信頼し相手に任せることで、会社が良い方向性になり利益も上がったと話されました。
    お話しを聞く中で、自分一人では出来なかったことも、皆で協力すること出来るようになるのだと感じました。


    Q.今日の座談会に参加して学んだことや、気づいたことを教えてください

    • 成功、失敗の実例と失敗の反省とクリアの実例が参考になった。
    • 参加したことがない会だったので、こういった会の学び方もあるんだなと、感じました。
    • 物流のお仕事は表面上では荷物を運ぶことですが、仕事の内部のお話を聞く中で、届ける先の店やその店で買い物をする方(お客さん)へと沢山の方々が喜んで下さる顔の見れるお仕事だということが分かりました。震災の時まだ寒さ残る東北へ軽油を届けるお話しと子供へアップルパイを届けるお話しにジーンときました。
    • 1人ではできないことでも、複数人ならできる。人に「まかせる」人から「まかされる」ことで仕事が回る。
    • 固本さんの話と仕事を任せる話を聞いて、社長の仕事は楽しいのだと思いました。

自立センターえさか

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