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第2回障がい者雇用を考える会

  • 日時:2013.08.22(木)11:30~13:30
    【発表者】株式会社新栄  代表取締役 織田 和男氏
  • テーマは「地域障がい者雇用率日本一を目指して」

    【タイムテーブル】
    11:30 開会 主催者あいさつ
    11:35 報告者による発表
    11:55 会食準備
    12:00 会食・テーブル討論
    13:20 アンケート記入
    13:30 閉会

    報告

    はじめに主催者である株式会社江坂-起業家支援センターのセンター長 柿原が、本日の昼食会に参加いただいたお礼を述べ、昼食会を立ち上げた経緯について「地域の企業の方や支援機関の方、みんなで障がい者雇用について考えることが出来る『交流の場』を作りたいと思ったためである」と話しました。

    織田さんは「起業に義務つけられる障害者雇用率がこの4月から引き上げられ、大企業に比べて取り組みが遅れがちな中小企業は対応を迫られている」という新聞記事を読み、「本当に大企業・中小企業だけに頼っていて良いのか?我々零細企業にも出来ることがあるのではないかと考えました。

    吹田市江坂駅周辺は大企業から中小・零細企業まで多くの企業が集まっており、障がい者雇用を行っている起業が特定の地域に密集しているため、織田さんは江坂駅周辺のごく一部の地域で良いので障がい者雇用に取り組む企業を増やし、将来的には「障がい者雇用率10%」の地域にしたいとお話しされました。

    さらに自社で行った研究の結果から、食事や栄養が脳に与える影響や食事を改善すると症状が改善された例などを話され、障がい者を雇用するだけではなく生活面でも支援していくことが必要であると話されました。
    そのためにも地域に住む障がい者が地域の企業で働き、地域住民とも関わりを持って、障がいのある人も無い人も生活しやすい地域にしたいということや、この取り組みをモデルケースとして全国から見学に来てもらいたいということなど、障がい者雇用を広めるためのビジョンをお話しいただきました。

    織田さんのお話の後、会食をしながら意見交換を行いました。
    時折笑いも交えながら参加者同士の交流を深めつつ、障がい者雇用についてじっくりと考えることができた2時間でした。

    Q.今日のセミナーで学んだことや気づいたこと、感想を教えてください

    • 江坂だけでなく、他の地域や府とも協力していけそうで、ワクワクしました。
    • 自分の知らないことが多く(数字の話)勉強しないといけない気持ちになります。
    • 障がい者の方に対して、何をすればよいのか?できるサービスはたくさんあると知った。
    • 食生活と問題行動の関連性についてはおどろきました。子を持つ親としてやはり気になる部分ではありました。
    • 理想を掲げても、実行できる人が多くない中、実際に動いてもらえてる事や自分でもできる事があるのかなと思えた事

自立センターえさか

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