生きるってどういうことだろう①
生きるには二つの側面があると思っていて、
一つは人間らしく生きること。
もう一つは自分らしく生きること。
今回は、人間らしく生きることについて。
私はサルでも鳥でもなく、人間として生まれてきた。
だから、人間として何か生きる意味があると思ってる。
人間は弱い。一人では弱くて生きられない。
だからみんなで支えあって生きる社会的な動物だと思ってる。
支えあうには具体的に二つの行動があると思っていて、一つは人の役に立ったり役に立ってもらったりする行為、もう一つは暮らしを守るという行為。前者は仕事という名前になっていて、後者は家庭という名前で知られてる。
縄文時代よりずっと前から続く人間の形だと思う。
これを拒否するときに、人は病気になると思ってる。だって遺伝子レベルで組み込まれた生きることを拒否してることになるから。
働くことは毒でも生き甲斐でもない。生きることだと思う。
そんな難しいことじゃないと思う。
昔は体が丈夫な人は家を作るのを手伝って、手先が器用な人は服を作っていた。
そんなもんで良い。今の自分ができることをして、誰かの役に立つだけ。
家族もそう。
後進に生きることとは何かを伝えて、人の役に立つ方法を身につけさせる。
私は「これからの日本は絶望しかないから子にそんな思いをさせたくない」とは1ミリも思わない。
だって今までの人たちは、今よりもこれからよりもずっと環境にも恵まれず、上からの強い支配を受けて、理不尽な世だったにも関わらず、命を繋いでこれているから。
だから私が生まれてこれたし、こんなに素敵な人と出会えて、いろんな経験ができている。
こんなに有難いことはないと思ってるよ。